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沖縄だけじゃない。実は日本で5番目のシェアを誇ってたオリオンビール。 1000BeerChallenge(60/1000)

■日本第5位のビール会社

オリオンビールといえば沖縄のビールでしょっていうイメージですが、実は日本中でわりと有名だったようです。アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの4大メーカーを除くとトップです。確かにどこでも売ってますね。
暑い日などは沖縄気分になりたくて飲んだりもします。ポジションがはっきりしてる強さはあるでしょう。でも、意外と売れてた。


■沖縄から世界へ

オリオンビールのルーツである沖縄ビールは1957年に誕生、その後ビールの名前がオリオンビールとなったことに合わせて、社名もオリオンビールとなったようです。そしてまず沖縄県内を制圧。地元のビールという愛着もあったのでしょうけれど、味が風土に合っていたのが第一でしょう。
その後2002年にアサヒビールと提携、アサヒビールの販路を使うことで日本中に流通するようになりました。このころからシェアも拡大していったのでしょう。
そして2016年には台湾に進出。それに目をつけたのか、2019年には日本とアメリカの投資会社が共同で買収することとなりました。さらに海外進出を拡大するという話です。
沖縄でもビールを、と生まれた地元の会社が、大手ビール会社や世界資本をステップにしつつ、ついに世界へ打って出るわけです。


■[beer060] オリオンドラフトビール

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オリオンって名前は公募で決まったそうですが、なんでオリオンだったんだろ。冬の星座だからイメージがちょっと違うような。


■ビール情報

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名称:オリオンドラフトビール
メーカー:オリオンビール
産地:沖縄
タイプ:おそらくラガー
アルコール度数:5%
価格:230円くらい
入手場所:ビックカメラ


■味わいメモ

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外観:淡い金色。
アロマ:麦の甘い香り。
味わい:熟成香。麦の甘さ。
ボディ:ライトボディ。

色と香りは薄い。アメリカスタイルのビールという説明があったけれど、バドワイザーとかの軽めのラガーなんでしょう。
味わいはやや甘めな印象です。麦の香りと熟成香という感じ。薄めなんだけれど、甘さのせいか、ややどっしり感もあります。まったりというか、確かにこれは暑い日に飲みたい。
苦味はあまり感じません。その辺も軽いアメリカのビールに近いかな。ただ、後味でなんとなく酒っぽい感じが漂う気がします。泡盛好きの沖縄の人たちにはこれが受けるのかもしれない、というような。

好き度:★★

個人的には焼酎を飲まないので、後味の酒感が気になります。雑味みたいに感じることもあったり。
でも、家で飲んだら星2つだけど、暑いところでごくごく飲むと別物。好き度が星4まで上がるんだ。


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ビール代になります。