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映像レベルを最短で上げる3つのポイント

1. マスターショット

この記事での”マスターショット”とは、全編の映像を見た後、必ず誰もが思い出す”映像シーン”を指します。

例えば、
映画;となりのトトロ|バス停で雨宿りしているシーン
映画;タイタニック|2人が手を広げているシーン
映画;ライオンキング|抱え上げられるシーン
といった感じで、説明がなくても頭に思い浮かべられるシーンがマスターショットといいます。

その構図、アングル、時間の流れ、などを参考に、広告用動画でもMVでも映像作品ならなんでも、もっとも重要なシーンを作り出す事を第一に考えると必ず良い作品になります。

2. 上下(かみしも)の法則

物や人が、映像の左側にあるか、右側にあるかで、感じる事 伝わる事が心理的に変わります。
この法則を知っていれば、センスや技術がなくてもロジカル的に良い映像が作れます。

ニュースやワイドショーなどで見られる構図も同じです。
女子アナ(左)→司会者(中央)→専門家(右)
というように各々の立場を場所で表現します。
その心理を応用し、物語などを説明なしで印象付けれます。

構図の左側(下手)にある物や人
物;安価 | 人;弱者
安心感を与えたり、安さを強調する際は必ず左側に商品や人を置く事を意識しましょう。

構図の右側(上手)にある物や人
物;高価 | 人;強者
プレミアムなど特別な、高級なモノとして伝える場合は右側に置き、撮影する事を意識してください。

3. 色調補正/カラーグレーディング

写真と同じように一つの作品を通して、映像でも色調を変えると印象や、伝わる事が変わります。

特に見栄えのしない映像をコントラストを変えてメリハリの効いた、見やすくて、好印象の持てる映像にするのが色調補正、カラーグレーディングの目的です。

ただし、後に編集する側は分かっているのですが、カラーグレーディングをするには、味気ない、ねむい設定での撮影を行います。

それを撮影時にクライアントや演者に見せると、だいたいがっかりされますww

なので、私はテスト時はスマホで撮影する構図を撮って見せてます。こんな感じなんでご安心ください!ってな感じです。

まとめ

とりあえずこの3つをふまえて、撮影すれば確実に良い作品になります。

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