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月刊プレイリストボーイ2022年3月号

【3月のプレイリスト】

01.Why Can’t Live Together/シャーデー
02.Blues For Mama/リトル•ビーバー
03.串本節/民謡クルセイダーズ
04.Gee,Officer Krupke/
ウエスト・サイド・ストーリー
(オリジナル•サウンドトラック)
05.ダイアモンド•ベイ/カーネーション
06.We Shall Overcome/マヘリア・ジャクソン
07.あさま/折坂悠太
08.Dreams/クランベリーズ
09.For What It’s Worth/
バッファロースプリング•フィールド
10.私たちの望むものは/岡林信康


【メモ】

はじめはセクシーめなクラブ系ディーバ?みたいなイメージを抱いていたシャーデー。歌詞を読むと、反戦や人種問題を超ストレートに訴える曲が多くて意外に感じたもんだった。最近タツロウだかバラカンだかのラジオで、はじめて「Why Can’t We Live Together 」のティミー・トーマスのオリジナルバージョンを聴いた。ともあれNo More War!

音数は少なめで確実にウネるブラックフィーリングだが、Bluesよりは垢抜けた感じ。めっちゃ個性的とかではないけど、リトル・ビーバーは、いそうでいないタイプのギタリストだなと思う。

こんなにあたりまえのように日本の民謡をラテンにできるもんなんですね。「潮岬に灯台あれど 恋の闇路は照らしゃせぬ」なんて、なかなかウィットに富んだことを言う。

映画「ウエスト・サイド・ストーリー」から。白人移民系チンピラたちがクラプキ巡査部長に陳情する歌。スラップスティックなノリとパンク的痛快さを持った曲。クラシックの作曲家であるバーンスタインの曲に「Fu〇k you」って歌詞を乗せるとこが何より痛快。

ストレスの海を泳ぎ疲れたみたいな一日の終わりには必ず聴く。「今、答えがないならば あの星空の下に出かけよう」優しい曲だな。

「勝利を我らに」という邦題はあまりシックリ来ないが、疫病も戦争も私たちは乗り越えられるという願いを込めて。ジョーン・バエズとかのフォークなイメージが強いが、元はゴスペル曲なのでマヘリアのバージョンで。

浅間山の情景。聴いてるだけで空気が美味しくなる歌ですね。

何気に春っぽいと感じた「Dreams」この曲をはじめて知ったのはウォン・カーウァイの映画で使われてたフェイ・ウォンのカバージョン。これを聴くと今でもベリーショートが超可愛いかったフェイ・ウォンの姿が浮かぶ。ドロレスの歌唱は弱冠民謡っ気を含む感じもする。

最後はスティーヴン・スティルスによるゴリゴリの反戦歌とオカバヤシ。

平和を願ってやみません。



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