月刊プレイリストボーイ2021年8月号
【8月のプレイリスト】
01.他人の夢/オーガ•ユー•アスホール
02.El Valenciano/Frankie & The Poolboys
03.California Love/2Pac
04.市民プール/カーネーション
05.黄昏のサマー•ホリデイ/桑田佳祐
06.Summer Madness/クール&ザ・ギャング
07. バックビートにのっかて/フィッシュマンズ
08.Albatross/フリート•ウッド•マック
09.おやすみ地球/相対性理論
【メモ】
長雨の所為で、いつにも増してムレムレな印象が強く残った8月。爽やかとは無縁でも、夏らしい曲を欲する。
今いちばん気に入ってるアルバムはオーガの「ペーパークラフト」すべての音が計算づくのような気持ちよさ。冷め切った厭世的ムードもツボ。
現代でもこのような由緒正しいサーフロックを継承するバンドがいるのは嬉しい限り。「pool boys」という名称は「poor boys」のレトリックであると解釈する。知らんけど。
ヒップホップを聴きながら作業をするといちばん捗るのだ。2pacが神格化されていた頃、あるテレビ番組で「California Love」をかけながら久保田利伸が踊っていたことを思い出す。
近所にいくつか小学校はあるが、夏にプールから子供たちの声が聞こえてくることはメッキリなくなった気がする。
桑田さんの詩情炸裂なワケアリサマーホリデイ。泣きのメロディとはこういうことだ。
クール&ザ・ギャングのこの曲も夏の定番。ネバるアナログシンセがたまらん。昨年のロナルド・ベルに次いで、デニス・トーマスも今月、天に召されました。
天に召されたといえば、佐藤伸治が急逝してから22年目に公開された映画「フィッシュマンズ」を観て、残した音楽は22年やそこらじゃ終わらないんだということを強く思った。
海の上を揺蕩うAlbatross=アホウドリのようなピーター・グリーン期フリート・ウッド・マックの名演。これも夏の終わりに必ず聴きたくなる。
そういえば夏休みの宿題の自由研究は想像だけでウソのレポートを書いてたな笑
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