初めましての方は初めまして。そうではない方はお久しぶりです。adverです。
みなさまはカードゲームに何を求めていますか?私は切り札をたたきつけて勝敗をひっくり返すときに一番の喜びを感じます。
今回はスタンダードにて無限コンボを内蔵した「陰鬱な根」デッキでジャパンオープン2024を16位という望外の結果にて終えることができたので備忘録替わりに書き残します。
基盤が同じリストで16位に入賞した別の方もいるので今後のスタンダードを牽引するデッキになること間違いなしです。
<デッキ説明>
デッキリスト
勝ち方
「うなる大殺犬」、「骨術死の達人」、「陰鬱な根」、「歓喜する喧嘩屋、タイヴァー」+(「うなる大殺犬」or「陰鬱な根」)の5枚がそろうことによって自分のライブラリーを削りきり 「玉虫色の蔦打ち」、「事件現場の分析者」をそろえることで上陸効果によりだいたい36点ほど相手のライフを削って勝利します。
以下詳細な説明
「陰鬱な根」がある状態で「歓喜する喧嘩屋、タイヴァー」を出す。
「歓喜する喧嘩屋、タイヴァー」の-2で「骨術師の達人」を戦場に出す。
「骨術師の達人」の能力を起動。「うなる大殺犬」を優先して戦場に出す。
「うなる大殺犬」と「陰鬱な根」が1枚ずつあると1マナのクリーチャーをクリーチャーを1枚以上給餌しながら唱えると植物トークンが2体出るため「1マナのクリーチャーを唱えると2マナでて諜報1が3回できる。」現状では給餌コスト分は唱えるカード自身の分を賄えていないがどこかで「うなる大殺犬」の2枚目をそろえるとライブラリーを0枚になる。
相手のライフを削る手段は「古の放漫トカゲ」、「ヴォルダーレンの興奮探し」をそろえることでも代替可能です。
そもそもライブラリーを削る際に陰鬱な根によってトークンが際限なく出現するためターンを返しても負けたりリセットされなければ殴り勝てます。
大洞窟のコウモリを採用している場合は相手のハンドを2~3枚はハンデスできるためトップで解決策を引かれない限りは勝てます。
5枚コンボなんて揃わないと思うかたはここまで読んでいないと思いますが、実際は【墓地に「うなる大殺犬」、「骨術師の達人」含むほどほどのカード】【陰鬱な根】【歓喜する喧嘩屋、タイヴァー】の3つの要素からなるコンボです。相手からの干渉がなければだいたい5ターン目には揃います。
個別カード解説
メインボード
サイドボード
以下画像省略
「残虐爪の強奪」
アトラクサなど強力なクリーチャーを奪いたかったがただの2マナハンデスでよさそう。
「レンと次元壊し」
相手のクリーチャーが少ないマッチ用。十分な強さを感じたがVSドメインの根本的な解決にならなかったため「ヴェールのリリアナ」などをいれたほうがよかったかもしれない。
「ヨーグモスの法務官、ギックス」
相手のクリーチャーが少ないマッチ用。回避能力持ちのクリーチャーが7枚が入っているため思っているよりは引けるが曖昧な枠。
「グリッサ・サンスレイヤー」
一押しのサイド。アグロに耐性があり、継続的ドローが可能、憎き「一時的封鎖」を破壊できる。だいたいサイドインする。
「死人に口なし」
「損失の季節」
リセットならなんでもいい。ボロス(ジェスカイ)召集に3回当たったため3マナで-2修整するほうがいいかもしれない。
「損失の季節」は3体破壊しながら3枚まで引けるかもしれないためVSミットレンジでもお守り代わりに入れられる。
「向上した精霊信者、ニッサ」
「一時的封鎖」「力戦の束縛」などを破壊できる。コンボに依存しない勝ち筋になりうるはずだが別のカードでもよい。
サイドボードガイド
疲れたので未来の自分用が読み返したとき用に指針だけ残す。誰か正確にinoutが見たいの連絡があったら書き足すか個別に返信するかもしれない。
コンボの締めが必要ないマッチではその2枚を抜く。
コンボが決まりにくいマッチでは各パーツを「陰鬱な根」以外減量。または「蓄え放題」減量。
「強迫」が強いマッチは「大洞窟のコウモリ」を減らすことがある。
VSアグロは「大洞窟のコウモリ」を減らす。または「蓄え放題」を減量。
後書き
ジャパンオープン2024運営された方々お疲れ様でした。直前にあった蒼紅杯運営企画の方々。蒼紅杯がないとここまでデッキを仕上げるモチベは沸きませんでした。ありがとうございました。最後にデッキの相談に乗っていただいた山辺カフカ様。誰かとMTGの話ができて楽しかったです。ありがとうございました。
「骨術死の達人」はパイオニア級だと思うので買うなら今のうちです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。