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松葉杖

骨折ではなく捻挫だったが、
急に松葉杖生活が始まった。。。

昔、腕を骨折した時は利き手だったので
お箸を使う手を逆にしなければならず、苦労した。でも、細かい作業をする時以外はそこまで不便に感じることはなかった記憶。しかし、今回は足首。添え木が割れてはいけないので、足を地面につけられないため、松葉杖を使わなければならなくなった。これが想像以上に不便で、体力の消耗が半端ではなく、腕も筋肉痛になるし、階段もトイレも一苦労。片脚だけでは出来ないことがこんなにもあるのかと痛感する毎日。

病院で、松葉杖の使い方を教えてもらうために
リハビリセンターへ初めて行った。そこは、スポーツ選手も来る有名なリハビリ施設で、老若男女問わず多くの人が通う。

私は、たった1週間だけの松葉杖生活。いわば、お試しみたいなものだ。でも、気付かされたことがたくさんあった。どこか俯瞰的に周りも自分も見ていた。

今まで出来ていたことがいきなりできなくなることが誰にでも起こりうる。出来ることが当たり前でないことを改めて知り、感謝を忘れずに過ごそうと思った。そのことに気づくために、怪我をしたのかなとさえも思った。このタイミングで良かった気がする。

そして、高齢になってからの松葉杖は大変だということを知り、そうならないために、今から、骨折や怪我などをしないための体のメンテナンスを行なっていこうと強く思った。

電車などで松葉杖や車椅子の方を見たら、席を譲ったり、困っていたら助けてあげよう。これからは両方の立場の気持ちが分かる。やっぱり自分が経験しないと分からないことはたくさんある。そんなことを考える良い機会だった。

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