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「#ICTその先対談」に参加して、日本語教育が必要な子どもたちを支援しよう!

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

さて、日本は昨年、正式に単純労働者の移民制度を導入しました。今までにも増してこれからは、日本語を母語としない人たちに社会のさまざまな場面でお世話になることになります。

それにもかかわらず、日本語を母語としない人達への日本語教育のサポートは全く足りていません。特に対象が子供たちの場合、日本語を話せないまま大人になってしまうと、 生活保護が必要になってしまったり(国際結婚の子供などの場合は日本国籍を持っていることも少なくありません)、就職難などから反社会組織に取り込まれてしまったりするリスクがあります。 それを後から対症療法的に対応するのは非常にコストもかかります。それよりは、きちんと日本語教育の機会を提供し、ちゃんとした人材として社会に貢献し、税金も納め、消費者として お金を使ってくれた方がはるかに社会のためになります。

ですので、本来は政府が公金でこうした日本語教育を実施するべきだと思うのですが、これまでずっと鎖国政策を取ってきた私たちにとって、こうした投資の必要性はまだまだ認識されていません。したがってまだしばらくは、 NPO などがこうした日本語教育を支援していく必要があります。

そのためにこれまでも僕は自分の本の売り上げなどを NPO 法人 YSCグローバルスクールに寄付してきました。もちろん、僕の給与からではなく、みなさんのご浄財によるもので、たいへん感謝しております。

そして今回は、あひるさん のご提案で、チャリティ対談を藤本かおるさんと行えることになりました。参加費は1,000円で、決済手数料などを引いた収益の全額がこれまでと同じYSCグローバルスクールに寄贈されます。

「ICT活用のその先へ 学習者一人ひとりと向き合うために」
 藤本かおる×村上吉文
日時:2020年3月13日(金)21:00~22:30

録画とライブ配信は別々の申し込みで、録画の方は特に上限はありませんが、ライブの方はZoomプロアカウントですので、藤本さんとあひるさんと僕の3人の他には97人しか入ることができません。まだ余裕はありますが、今のペースのままだと本番までに売り切れることが予想されます。ライブでご参加になりたい方はお早めに申し込みをお願いいたします。みなさんのご支援は、日本語を学ぶ機会のない子どもたちをYSCグローバルスクールが受け入れる資金になり、その子どもたちが将来日本の社会を支えることによって、必ず僕たちの社会に還元されます。

話す中身について

実は対談というのをやるのは初めてです。まず藤本さんのブログを見てちょっと驚いたのが、ご本人はあまりご自分を自律的ではないと認識していらっしゃるという点です。

しかし、自律的ではない人が本を出版できるんだろうか。
日本e-Learning学会学術講演会学会優秀賞とか受賞できるんだろうか。

・・・とかいうあたりから、まずは聞いてみたいと思います。

本題は自律性よりもICTの利用のほうにあるように感じています。藤本さんは教育機関側が提供するe-learningにお詳しいので、E-learningの普及による教師の役割の変化については、僕よりも深く現場で考えていらっしゃるのではないかと思います。(僕はむしろ教師のいない現場で第二言語習得する際に、何が足りなくて、その足りないものをどのように人間である教師がサポートできるのかと言う視点でよく考えています。)

「その先」については、教育のICT化のモデルの1つとして、SAMRモデルというのがあるので、それに沿った話になるかもしれません。

対談と言うのは、相手の反応によって話の方向も変わっていくものだと思っています。そして、そのように先が読めない緊張などがライブ感を生み、面白くなるのではないでしょうか。ですので今のところは、藤本さんとあらかじめシナリオを作ってそれを読み上げるような感じのものには僕はあまりしたくないと思っています。そして多分、藤本さんもそう思っているのではないかと思います。

それでここに書いたものとは全然違う方向になってしまうかもしれませんが、その点はご容赦下さいませ。

そして冒険は続く。

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【参考資料】
チャリティ対談「ICT活用のその先へ 学習者一人ひとりと向き合うために」藤本かおる×村上吉文 - あひるのバタ足
http://sarajevo.hatenablog.com/entry/2020/02/10/224659

オンラインでチャリティ対談します。|Kaoru Fujimoto|note
https://note.com/colacaco/n/n65c0b6065e94

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【『冒険家メソッド』と電子書籍「むらログ」シリーズを購入して海外にルーツを持つ子どもたちを支援しよう!】
2014年以降のこのブログの内容はKindle本にもまとめられています。2020年中にこちらの本をご購入になると、その収益は全額が「海外にルーツを持つ子どもと若者のための日本語教育・学習支援事業」を実施しているNPO法人YSCグローバル・スクールに寄贈されます。ココ出版の『冒険家メソッド』は初版の本体価格の5%が同センターに寄贈されます。
https://amzn.to/2RiNThw

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