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【#Zoom開設の冒険】 学級閉鎖対策のための緊急ワークショップ 2月26日 21:00

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

衝撃的なニュース

さて、僕にとってはかなり衝撃的なニュースが飛び込んできました。

「「2019年度 教育の情報化推進フォーラム」開催中止のお知らせ」
https://www.japet.or.jp/johsbmdvx-964/

新型肺炎の影響で東京マラソンをはじめとする多くのイベントが中止や縮小などを余儀なくされていますが、この「教育の情報化推進フォーラム」も同じように中止を決定したということです。ただ、これが東京マラソンなどと違うのは、この主催団体が教育の情報化を推進することを目的としているということです。

JAPET&CECは、教育工学の知見をもとに、教育の情報化に関する調査・研究開発とその成果の普及推進活動および提言・提案活動を行うことにより、わが国のより良い教育の実現とこれによる人材の育成に役立つことを目的としております。https://www.japet.or.jp/About/

このような団体の主催するイベントですら、オンライン化しないで中止をしてしまうことに僕は非常に大きな衝撃を受けています。

少なくともここから明らかなことは、教育の情報化を推進するために指揮するべき人たちに、教育の情報化を推進する能力があるのか不透明であるという点です。つまり、いつもの通り現場の人間ががんばらなければいけません。

世界保健機構の現時点で最新のシチュエーションレポートによると、少なくとも中国以外の地域では新型肺炎は爆発的に広がっているところで、しかも一週間前に比べてそれぞれの国の中での感染が10倍ぐらいに増えています。5ページ目の下にある図3がとても分かりやすいです。緑色の部分が国内感染のケースです。
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200222-sitrep-33-covid-19.pdf?sfvrsn=c9585c8f_2

日本の国内でも、 多くの人の集まるイベントはオンライン化し、満員電車を避けるためにもテレワークを推進しなければいけない時期に来ているのは、誰の目にも自明なのではないかと思います。そして残念ながらその自明な対応をしようとしている人は非常に少ないようです。(これ本当に理由がわかりません。一体どうしてなんだろう。)

前にも書きましたが、モンゴルは1月中には全国の全ての教育機関を閉鎖し、授業をオンライン化しました。そのため中国と長い国境を接しているにも関わらず、今でも感染者は一人もいません。そして教員の ICT に関する能力は非常に伸びているところです。日本は感染者だけではなく国内感染による死者まで出しているのに、学校は開かれたままで、教員もアナログなまま。教員どころか教育の情報化を振興すべき団体までがデジタルに進化しようとしていません。

【#Zoom開設の冒険】

ということで、数日前に Twitter に投稿したのですが、来週水曜日の日本時間の午後9時から「#Zoom開設の冒険」を行います。 現時点で18人の方が「参加する」と表明してくださっています。

Twitterのアカウントを持っていない人は、以下で申し込んでください。(Twitterで回答した人は、以下には回答しないでください)

https://forms.gle/W6nUYfS9Rd5R1muE8

回答は以下で公開されます。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/155Rh4dcyF18t2xLezInot9-rD21heWEMDoBSKhanUe0/edit?usp=sharing

Zoomは100人しか入れないので、Twitterの回答とこちらの回答の合計が100を超えていたら、お申し込みはしないでください。また別の機会にやりますので。

さて、参加される方にお願いが3つあります。
【1】まず上のアンケート(TwitterかGoogleフォーム)で「参加する」とご回答ください。

【2】次に、僕のブログの以下の記事をお読みください。

むらログ: 学級閉鎖対策としての初心者のためのZoom入門 http://mongolia.seesaa.net/article/473333238.html

【3】そして三つめに、以下の動画を見てください。2分もない非常に短い動画です。

ズームサインアップ方法 / how to sing up for ZOOM in Japanese - YouTube

  https://www.youtube.com/watch?v=LaOIVjQ57IE

【当日やること】

5分ぐらい前になったら以下のリンクからズームに参加してください。
参加用URL: https://zoom.us/j/299158037

ライブセッションが始まったら、 まずは上記のビデオに従ってアカウントを開設していただきます。 ビデオを見ながらやっていただければいいので、僕からは何の説明もしません。早ければこのビデオと同じように二分以内に終わるでしょう。慣れていない人はもっと時間がかかるかもしれません。終わる時間はバラバラの方がいいので、むしろその方が望ましいです。何か問題が起きたら、僕に質問してください。質問する時は必ず画面を見せてください。 画面を見せる方法はこちらです。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362153-%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%82%92%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-

アカウントを開設する作業は、環境がバラバラだと僕が質問に対応できるかわからないので、スマホやタブレットではなく、 Windows か Mac かクロームブックで、 Chrome ブラウザを使ってください。 クロームを使ったことがない人は事前に以下からダウンロードしてください。
https://www.google.co.jp/chrome/

アカウントができた人は、 ご自分のプロフィールページ(https://zoom.us/profile)に行って、そこの一番上に書いてあるパーソナルミーティング ID を参加者の間で共有してください。

共有する方法は、普段ならズームのチャットボックスを利用するのですが、今回はデバイスが1台しかない人は、最初のズームを開いてる間に自分のズームセッションを主催することができないかもしれないので、e-chatという外部のチャットボックスを利用したいと思います。外部のチャットボックスを使えば最初のズームから退出した後も他の参加者とコミュニケーションを取ることができます。先日ツイッター上でご協力を呼びかけたところ、少なくとも僕の Chromebook や、 iPhone や iPad の他に、 Mac の Safari や、 Windows の Chrome などでも動作することが確認できました。しかしこのサービス自体は僕はまだあまり使っていないのでもしかしたら何か不都合が出るかもしれません。その時は Google フォームで共有することにしたいと思います。

人数が少なければ、僕が参加者の皆さんの全員のズームセッションに参加しますが、 人数が多い場合は4,5人のグループに分かれて、そのグループの中で順番に一人ずつZoomセッションをホスト(主催)して、 残りの人がゲストとして参加するようにしてみてください。最初の人がホストとしてセッションを主催することができたら、そのセッションの終わりに次の人を決めてください。次の人のパーソナルミーティング ID もできればセッションが終わる前にズームの中のチャットボックスでもう一度共有してください。わからなくなってしまったら、e-chat に戻ってきて確認してください。

みなさんが主催するズームセッションの中では、少なくとも「参加者がお互いに顔が見られて声も聞ける」ことは確認してください。その上で、もし余裕があれば以下のこともやってみてください。
1.ブレイクアウトルームを開いて複数のグループに分かれる。
2.画面を共有して、写真なりパワーポイントプレゼンテーションなり、 Google スライドなりを見せてください。
3.僕はほとんど使っていませんが興味がある人はホワイトボード機能も使ってみてください。
これだけできれば、ほとんどの教室活動はオンラインで代替できるようになるのではないかと思います。

主な対象は僕と同業の日本語教育関係者を想定していますが、教育関係者ならどなたでも歓迎します。日本教育情報化振興会のような方でも結構です。ただし、体を動かすことが必要な体育の先生や、特別な実験器具などが必要な科目の先生方のご質問にはお答えできない可能性もあります。

そして冒険は続く。

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【参考資料】
むらログ: #Slackの冒険のご報告 http://mongolia.seesaa.net/article/473670861.html
むらログ: Slack開設ワークショップ 2/19 21:00 【学級閉鎖対策】 http://mongolia.seesaa.net/article/473610505.html
むらログ: モンゴルに学ぶ学級閉鎖対策 http://mongolia.seesaa.net/article/473538033.html
むらログ: 教員のためのSlack超入門【学級閉鎖対策】 http://mongolia.seesaa.net/article/473491767.html
むらログ: オンラインで作文の添削をしましょう【学級閉鎖対策】 http://mongolia.seesaa.net/article/473350406.html
むらログ: 学級閉鎖対策としての初心者のためのZoom入門 http://mongolia.seesaa.net/article/473333238.html
むらログ: 感染爆発による学級閉鎖にそなえよう http://mongolia.seesaa.net/article/473309748.html
むらログ: 会議室が50室も使い放題で、100人まで入れるオフィスが月額15ドルで借りられます。 http://mongolia.seesaa.net/article/473214125.html

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