勤務時間になったけど文章書く。

 いや、マジで仕事から逃げるだけの為に文章を書くな。今日は仕事開始から現実逃避の開始です。
 別に今の仕事が嫌いでは無い。今月夜勤が8回あるし、日中帯での勤務もあるのでめちゃくそ生活リズムは終わるのだが……側から終わってるおじさんに隙は無かった。
 特に夜勤帯はこんなこと(スマホ触ったり動画見たり)してても誰に怒られるわけでも無い。日中は誰かしらの目があるためまぁ、まだ社会人として生きる為に忍ばせている。いうてカメラとかあるんでおじさんが仕事サボってゲームしたり動画見たりしてるのはバレバレだろうが。
 では何故仕事から逃げるのか。それは猶予時間がまだ朝まであり、現場に自分1人しかいないから。我儘に行動できる環境のせいである。いや、己が1番悪いだろ馬鹿野郎が。
 ともあれ、嫌なのは筆記用具を使って文章書いたりするのが嫌なのである。ぺんだこは痛いし字は汚いしでやってる側が気持ち良くなれない。タイピングは打鍵音があるためめちゃくちゃ耳が気持ち良くなる。もちろんスマホの打鍵(と言っていいのか)音も好きである。良いピタピタ音でこれはこれで耳に良い。

 音、おじさんは生きる上で多分無意識的に大切にしているのではあろう。介護の仕事をする上でも、音というのは見えない場所に対する意識の向け方の一つであり、大きな音がすれば転倒の可能性なんかを鑑みてお部屋へ向かったりする。大体はリモコン落とした、などであるが。
 無音の方が集中する際1番良い、とされているらしいが生きて今まで無音で何かに集中したことがないのだ。怖い、という訳ではなく本気で(今俺は何をしてるんだ?)という謎感情が襲う。目の前にやるべきことがあるのだが、まずは自分の気持ちを豊かにしないと行動する気になれないのだ。
 そんな自語りをすればトイレの中で手洗いの水を便器に移して流そうとしている。こういう時も頼りになるのは音なのだ。開けっ放しでトイレをしていただくのは相手がどんな人であれ申し訳ない。

 音、音と言っているが自分の声はクソコンプレックスだし、ゲーム音聞いてたらゲームしたくなって気が狂うし、結局は手につかないのだ。提出をしなければならない、終わらせなければならない、そんな焦燥感を学生の頃から背中に纏わせ続けてきたツケが、この後の未来も足を引っ張るのだろう。

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