MSPの作り方(途中)#コアなコミュニティ教えて

※以下の文章(途中)を読んで「コアなコミュニティ」と思うものがあれば、コメント欄から意見をください!

MSPとはなんなのか。
その”公式”からスタートすると悩む。そこで、次のように再定義する。

コアなコミュニティはMSPを持つ。
MSPはコミュニティという”存在・実体”とセットで
初めて効果を発揮する。

「USPは時代遅れだ」「これからはMSPの時代だ!」と言われて、さっそく作ろうと思ったけど、作れない。ピンとこないし、USPとの違いもわからない。だいたい、正解例が少なすぎる。

その気持ち分かります。私もこの点は悩んでいました。しかし、この悩みには大きな欠点があります。それは、

「MSPをつくることが自己目的化」している

確かにコミュニティ形成においては、MSPが不可欠かもしれません。しかし、あなたがコミュニティを形成する器・実力がなければ、その言葉(MSP)は宙に浮くだけです。

原理・原則に立ち返りましょう。先に、MSPを作る実体が存在し、その存在のコンセプトがMSPなのです。存在しないところからひねくり出そうとするから言葉遊びに終始し、空回りになるのです。

まずは、あなたがリーダーにふさわしい人間になり、自然とファンができる。そのファン達の発言、または、「あなた+ファン」を見ている外部の人が思わず口にした言葉。それらがMSPのヒントになるのです。

MSPづくりの前に、コアコミュニティを探そう

MSPは実物とセットで効力を発揮します。
まずはじめに「あなた(リーダー)+メンバー(ファン)」があるのです。

ですから、その例をたくさん見て、MSPを考えてみてはどうですか?

全てのコミュニティがMSPを持っているわけではありません。なくても、コミュニティはできるのです。しかし、言語化していないだけで「空気感」として存在はするのです。

① ハーレー・ダビッドソン
あなたはハーレーのMSPを知ってますか?キャッチコピーは?
私は知りません。「屈強で荒っぽい男たちがどデカイバイクに乗る」
そんなイメージです。

そして”勝手なイメージ”ですが、何人かチームで走っている気がします。誰も近づけない雰囲気。ワイルドだろぉ~って感じです。存在がMSPなのです。

② Apple
言わずとしれたApple。マッキントッシュなどの時代は、キャッチコピーなどはあったのかもしれません。しかし、「AppleはApple」である今、言語化して説明する必要はありません。

もしかすると一昔前の方が結束が強かった気もします。マイクロソフト社に敵意むき出しなイメージがあります。「Macユーザー」というだけでかっこいいという時代がありました。

あの空気感はコミュニティとして、お手本になります。

※その当時の出来事を語るインタビューから、Appleがどうだったか分かります。

③ ライザップ

④ AKBや乃木坂

⑤ 成城石井
お店のコンセプトに共感いている。同じ人が何度も来る(リピーターというよりファン)。そして「成城石井に行く人ってちょっと違うよね」感がある。

⑥ 慶応幼稚舎

⑦ 最近のプロ野球チーム
特にパ・リーグ。例えばロッテ。

⑧ 浦和レッズ
サポーター=メンバー

要は「俺らはちょっと違うんだぜ」感があるかどうかですね。
無理くりな演出ではなく、自然とそうなるのが当然理想です。

無理してない、自然体だけど、図抜けてる。
考えてること、やってることのスケールがそもそもデカイ。
描いてる絵が大きい。けど、淡々とそのでかい絵を書き進めてる。
(絵=ビジョン、ですね)

ただ、このコミュニティは3つほどの分類があります。

1.商品・サービスが中心

2.選手・サポーターの関係

3.メンバーの理想像がリーダー
例)ホリエモンのサロン

これによって、コミュニティの形成の仕方が異なるわけです。ホリエモンはビジネスに関するアイデアをかなり出しているわけで、理屈の上ではサロンのメンバーが堀江さんのようになってもおかしくないのです…。


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