Photo by chickii 【詩】白が求む時 4 あづま 2020年4月21日 21:49 右手に十字架を左手に浄玻璃鏡眼光は 稲妻の如く厳粛なる 白き光線 打ち放つその光の槍雨に貫かれ大地は震え 穿たれるここは白の独壇場神聖なるその白は染まる事を願わない触れる事を許さない清廉潔白 白の祭壇祭壇の祈り奉るは・・・はらり桜やがて 霧が立ち込め静かに 憂いの小瓶 揺り落とす 風物憂げに 青と紫 散らばり涙の薄墨を引く白の祭壇に 夕闇 訪れもはや 光は 夕影 思慕に溶けて 淡いに情欲の焔 ダウンロード copy #詩 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート