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必ずパターンにはまるとは限らない


 
初夏を思わせる陽気。
 
昼間は半袖が気持ちよく、朝夕は羽織るものがほしい。
 
その時期になって、ようやく
 
部屋の中を冬仕様から夏仕様に変える。
 
ちょっと人より遅いと思うけど、
 
まだ寒い日もあるかもしれないから・・と
 
私は、この辺りは用心深いのだ。
 
片付いた部屋の中を見てホッとすると同時に
 
どっと疲れが出て
 
床に足を伸ばして座り、スマホを開く。
 


タイムリーに断捨離の記事が載っている。
 
断捨離提唱者の先生は
 
「断捨離をすることで自己肯定感が上がる」と
 
仰っている。
 
う~ん、そうなのかなぁ・・
 
これは、私にははっきりとはわからない。
 
根拠がはっきりしないことに
 
「そうだ!」と簡単には同意できない。
 
 
 

確かに「部屋の片付けができない」という人で
 
自己肯定感がめちゃくちゃ低い人を知っている。
 
でも、部屋の片づけは苦手だけど、
 
自己肯定感だけはとっても高い人も知っている。
 
 

 
では、逆に
 
断捨離して部屋がピカピカな人は
 
みんな自己肯定感が高いのだろうか?
 
 
 

それを生業にしている人たちは
 
確かに幸せアピールが強い。
 
ピカピカに磨き上げられた部屋の中で
 
「幸せ~」と小躍りしているのを見たことがある。
 
それは本当のところもあるけど
 
宣伝する時のイメージが大切だから
 
ことさらに、そう言っている気がしてならない。
 
 

 
片付けはバッチリできていても
 
家庭や仕事でのグチをネタにしている人もいる。
 
自分の不幸を売りに支持を集めている人だ。
 
 

 
つまり、片付けしようがしまいが
 
人には両方のタイプがいるのではないか。
 
必ず同じパターンにはめようとするのは無理がある。
 
 


 
そうは言っても、私はパターン学習には賛成な方で
 
「こうなりたければ、この形から入る」というのが
 
単純明快で好きだ。
 
よく、マーケティングの手法で
 
「これをするだけで、○○になれますよ」
 
というのを見かけるが、
 
正直、魅力的ではある。
 
そんな簡単に、そうなれるんだったら
 
やってみようかな!と思う気持ちは
 
私にだってある。
 
 

 
ただ、そう思うのは大抵
 
考えるのを放棄している時だ。
 
考えるのが面倒だから、
 
誰かの言うことに従って
 
ラクに目的地まで連れて行ってもらいたいと
 
思っている。
 
そして、そんな人の心理を突いたマーケティングが
 
いつも成功するのだ。
 
そこにケチをつける気は毛頭ない。
 
 

 
物事を複雑にとらえたら
 
どんどん複雑になるから
 
できるだけ簡単に考えたいと思う。
 
 

 
でも、型にはまらないものもある、と感じている。
 
過去に、パターンにはめようとしたけど
 
うまく行かなかったこともあったし、
 
そう単純でないことを知っている。
 

 
 
何かを目指していて
 
その通りにならなくても
 
それはそれでいい。
 
思いがけない所に辿り着いて
 
人生は面白いな、と感じることもある。
 
 
 

経験したことにムダはなく、
 
どんな生き方もその人らしさなのだ。
 


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