見出し画像

ココイチしか食べない 十六日目

英傑大戦のやり過ぎで終電を逃した僕ら、雨の新宿を放浪する羽目に。正確には荻窪に住んでいる鷺ノ宮は終電こそ余裕があるものの、お家に人を止めるにはいささか汚部屋に住みすぎた。「ストーム叉焼 部屋」で検索して出てくる画像とほぼ同じ汚さです。MtGのデッキボックスだけはすぐに見つかる位置に置いてあるところとか、あまりに他人事じゃない。はじめて記事読んだときから「おれがもうひとりいる」ってずっと思ってる。

しかしここで友人を見放して一人帰宅するというのも気が引けた。なぜなら使わない可能性大とはいえER雑賀孫市をもらっていたから……。あとダブったSR夏侯惇とSR夏侯淵ももらっていて、これは本当に使う可能性が高かったし実際このあと使っていたから。

飲みに行くとかも考えたが、昔好きだった朝までやってた飲み屋は流行病で潰れてしまっていたし、何より鷺ノ宮は今ココイチしか食べられない。それに友人は明日も川崎で日中から英傑大戦をやる予定がある(モチベすごい!)ので、始発で帰るとかよりはゆっくり休みたいそうだった。
悩んだ末、間を取って歌舞伎町のサウナへ。まあまあいい大人だけど、夜の街なので写真とかは撮らず。というか金夜だけあって終電ないはずなのにビビるほど人いるし、ビビるほど鼻までマスクが守られていない……

鷺ノ宮はかなりサウナ好きで、2月3月のライブラッシュの頃、ライブ前やライブ後にサウナに行きまくっていた(名古屋行くのにウェルビー行かないやつ意味わからん)。ヨッピーさんを師と仰いでいるので、銭湯でも水風呂さえあれば交互浴で十分ととのえる。なので今日行った所もかなり設備が古かったが、何も気にせずにたっぷり1時間半ローテをキメた。友人は普通に途中で出て休憩していた。

堪能しまくったのち、ちょうど浴室から出るタイミングで、本気眠りのために休憩スペースから出てきた友人と合流した。気の済むまでサウナをキメた鷺ノ宮はすっかり元気を取り戻していて、もはや帰らずにサウナに行くなら閉店まで英傑大戦をプレイしたかったな……などと考えていた。この夜を使いはたしていないことが心残りだった。しかし鷺ノ宮はいま、ココイチ以外行けない……。どこかに24時間営業のココイチがあれば……



31食目

31食目 ベジカレー300g スタミナポークレバー ダブル


そう、賢明な読者諸氏はお気づきだったかもしれない。歌舞伎町のココイチは24時間営業なのだ……!
時刻は深夜二時半、まるで人の数を減らさない歌舞伎町のど真ん中のココイチ。「トッピングを順にひとつずつ試す」という鷺ノ宮の謎の縛りによって、深夜二時にスタミナポークレバーを食べる異常者が誕生した。いつも一緒に過ごしている寝そべりの栞子さんはロッカーに置いてきてしまったが、この日着ていたアウターのポケットにラバストを装備していたので、ラバストの栞子さんと一緒に写真を撮った。

ちなみに友人も完全に眠くなっていて、ポークカレー200g・1辛・チーズ・フライドポテトという、辛くしたいのかしたくないのか、量が食べたいのか食べたくないのかなんにも解らないオーダーをしていた。どういうこと?

肝心のスタミナポークレバーだが、揚げ物が続いてきた中で突然惣菜が登場するので突如として連続した意味が失われた。カツやフライがあくまでトッピングとしての立ち位置を崩さずに、味の薄いのまま提供されていたのに対して、がっっっつりと濃い味付けがなされているのもスゴい。カレーを全部無視してお米が食べられる。もはやカレー定食とすら呼べるだろう。うまいかどうかで言えばうまいのだが、カレーが完全に無視されていることが正しいのかどうか判断しかねる。あと、この時間にレバーとにんにくの芽を食べてエネルギーをチャージしている理由を第三者視点で考えると、なんか嫌だな……。ちなみに普通に硬い系のレバーなので、初めて行く定食屋でも恐れずにニラレバを注文できるくらいのレバー好きでなければ、基本的にはオーダーしないほうがいいと思う。完食。


このあとおなかがいっぱいになったので、寝た。友人は11時に川崎予定だったが、鷺ノ宮には特に用事がなかったので、適当に放置して12時のチェックアウトギリギリまで寝ることにした。それはいいのだが、普通に眠っている最中に左脚がとつぜん攣り、声を殺しながら飛び起きてしまった……。多分、いや確実に、何らかの栄養素が足りていない。おそらくカレーだけでは摂取できない栄養素が……。



32食目


32食目 ベジカレー300g ビーフカツ ダブル


でかい!!毎日カツ食ってて飽きないかと言われたら相当飽きているのだが、流石にビーフカツともなるとテンションが上がる。内心で期待しながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

トンカツならいざ知らずビーフカツともなると、食べる機会が数えるくらいしかない。何かちょっと良い洋食屋か喫茶店で食べたような記憶がある。その記憶の中のビーフカツと大きく変わることはなかったので、うまいし、とにかくでかいので、得をしている判定となった。流石に360円台ともなるとゴージャス。何より肉を食っているという実感が強いのがいい。揚げ物が続いていて感覚が麻痺しているが、かなりアリ寄りと思う。ただし衣と肉とで油がちょっとキツイかも…?個人差もありそうだけども……。

カレーを食べる前後で魏武曹操と馬場信春を調達して全国対戦へ。負けたり勝ったりだけど調子のいいときには三連勝もした。弓2枚のおかげで事実上操作が必要なのが槍1馬1だけなのでシンプルなのがいい。負けた試合も拮抗していたり敗因が明確だったりするので学びが多くてよかった。Baba is Win。別にこれはオリジナルでもなんでもなく、「魏武の大号令」で検索すると出てくる完全テンプレデッキです(ER曹操・SR馬場信春・SR夏侯淵・R武田信繁)。

英傑大戦のプレイのち帰宅して小休憩をいれつつnote記事を書く。ちょっと横になってウトウトしていたら今度は右足が攣って絶望。水分かカルシウムかビタミンB1か、どれも足りていなそうで辛い。まあ確かに食パンベースの生活をしていたときもかなり足が攣りまくってたけど、まさかカレー生活で脚気になるとは。

土曜夜はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期 第3話……2話の時点でうまく咀嚼できていなかったので語れる言葉をあまり持っていないのですが、三船栞子さんがアニメではじめて「適性」という言葉を使ったのでアニメ適性記念日として来年から祝日になるかもしれない……。この日に三船栞子オンリーイベント「適性があります!」を開催するというのはどうだろうか……


33食目

33食目 ベジカレー300g エビカツ ダブル

アニメ後に今週は気絶せずに済んだので、ラストオーダーに間に合う形で来店、はじめて一日三食の大台へ足をかける。そしてついに400円台のトッピング…揚げ物の究極体、未体験ゾーンへと突入。トンカツ類と違って切られていない揚げ物に緊張しながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。


しかしエビカツ400円というのが高いのか安いのかわからないところがある。店でたとえばトンカツ定食のような形で提供されることも殆ど無いように感じる。それか鷺ノ宮が知らないだけでエビカツ専門店がこの世にあるのだろうか?スーパーの惣菜でたまに売っているのと比べるとすると、揚げたてなのでこちらのほうが格段にうまい。少なくとも明確に損はしていない気がする。
トッピングのtierを考えたとき、あさりを筆頭にシーフード系が上位に並ぶことになりそうなことも踏まえると、エビカツも上位に配置しても良い気がする。少なくともこの日の満足感はなかなかのものだった。ただしトッピング一種類で1000円を超える自分ルールのなかでエビカツを頼むと、1枚だと絶妙に1000円を超えないせいで会計が1410円になり、意味不明すぎてそのまま気絶した。


サポートしていただけると、ありがたい気持ちでブックオフに行くことができます