ココイチしか食べない 八日目
八日目。寝不足に昼ダッシュの徒労が重なってか、帰って記事を上げた瞬間にそのまま寝てしまった。もしかしたらきのこにも睡眠導入効果があったのかもしれない。
一週間食べ続けてみて思ったのは、食べ物がどうこうよりもこうして記事を書く時間のほうが負担だった。見返しの時間も含め、長いときには2時間とか余裕でかかる。潜在的な締切、次の原稿のためのインプットの時間さえもおろそかになっている自覚がある。毎日更新を確約しているつもりはないけど、一度溜めてしまうと二本書き切るのにかなりの時間を有することも、月曜にの段階でわかっている。こうして毎晩書くのが限界だが、今月はこの記事さえ書いていればいい訳ではないので、何か考えなければ。
15食目
15食目 ベジカレー300g クリームコロッケ（カニ入り） トリプル
もはや尋常でないトッピング量で米が隠れることに何の感慨も浮かばないが、この後の胃腸の調子を考えるとテンションが下がる。ひとまず一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。
「クリームコロッケ（カニ入り）」……数あるトッピングの中でもなぜかこれだけカッコ書きがついているのは、なんかアレルギーで一悶着あったとか、まあ良い経緯ではないだろうことは想像できる。
中身は、うん、想像通りのクリームコロッケだ。だがカニ入りのクリームコロッケでこんな丸型なのは珍しいような気がするな。こういうのってだいたい俵型をしているよね。……もしかして、形状からカニ入りであることがわからないから、わざわざカッコ書きで「カニ入り」を表記しているのだろうか？それならそれで平和でちょっといいな。
っていうか、あんまりその、悪く言うつもりは全く無いんだけど、カレーに付け合わせるコロッケにカニが入ってようとなかろうと別に関係なくね……？？実際このサイズのコロッケでカッコ書きで書かれてるカニの味に思いを馳せる余地、食べれば食べるほどない。というかフィッシュフライのとき同様、元は冷凍であったであろう揚げ物が大量にあると単純にきつい。特に衣。
だいたいいつもそうだが、トッピングを三倍にするとライス：ソース：トッピングの比率が１：１：0.7くらいになるので、トッピングがカレーソースと相性がよくない場合、いとも簡単に地獄が顕現する。それでも完食。多分単純に体調が悪かっただけだと思うが、この後バッチバチに腹痛に見舞われた。
16食目
退勤後、昨日クリアファイルのあった南阿佐ヶ谷店に行くと、キラキラのフサフサのついたポスターに配布終了の札が貼られていた。
ああ、これで本当に終わりか。正直昨日の記事を公開するとき、店の名前まで書くかどうか最後まで迷ったが、自分の魂に従った。今日ないのはそのせいかもしれないし、そんなことは関係ないかもしれない。たかがクリアファイル……されどクリアファイル。複雑な気持ちはあるが、ここで足を止めないのが自分ルールだ。後三週間、これが本当の始まり。
16食目 ベジカレー300g 大豆ミートのハンバーグ トリプル
！！！肉！！！
肉肉肉、肉である。およそ一週間ぶり、ビーフカレーの牛ブロック以来の肉。正確には食肉ではなく大豆らしいのだが、見た目は完全にハンバーグのそれである。テンションのままに一緒に栞子さんと写真を撮った。
断面も見たところハンバーグそのものである。スプーンを入れた完食は、一回冷めて温め直したハンバーグという硬さではあったが……。メニューに記載された赤いNEWマークを思い出す。ハンバーグもどきで言うと豆腐ハンバーグとか結構好きなので、これはかなり期待が持てる。
実際に食べると……うん！味もちゃんとハンバーグだ。食感もかなりハンバーグそのもので、これが大豆だとはまるで思わない。
……ただし、味わいの一番最後、一瞬だけハンバーグとは似ても似つかない、変な臭みのような味が口に残る。映画の一番最後、ネタバラシの瞬間に別人が、完全なる第三者が顔を覗かせる。そいつはハンバーグでも、大豆でもない。え、誰だお前は！？さっきまで食べていたハンバーグは！？モノノケダンスのMVのラストよりキモい！！妙な感覚に振り回されながら完食。なんか、訳のわからない食べ物が食べたい人にはぜひ試してみてほしい。
ところで読者諸氏は翠ジンソーダというお酒をご存知だろうか。
かつてのハイボールブームのときと同じように、甘くも苦くもなくプリン体もゼロ、缶の場合は度数もそこそこ高くて飲みやすいし手軽に酔えるということで今メーカー側がゴリッゴリに押している。ちょっと前まで当選確率の高い抽選キャンペーンで配りまくっていたし、安〜いチェーンの飲み屋に行くともうレギュラーメニューとして「いましたけど？」みたいな顔で載っているしポスターも貼られまくっているのだ。でもまあハイボールと同じで味濃い目の料理と合わせるのが板というか、単体で飲んでもそれほどおいしくないために一回飲んで別に……となっている人も多いと思う。
だが、このnoteで話をする以上、鷺ノ宮が何を言いたいかはもう、伝わっていると思う。
こういうことである。ちなみにこの写真は大阪で行われた4thLIVEの夜、宿に戻る前の買い出し時に売っているのを見つけて、自分にとってこんなに都合のいい飲み物があるかと訝しみながら買って飲んだときに撮ったものだ。このあとつまみと共に追加で2本買って帰り、翌日の朝食ビュッフェを完全に無視して爆睡した。
以降お店で飲む際、メニューにあるたびに注文して爆裂に飲んでいる。乾杯の音頭は「翠いカナリア〜〜♪♪♪」だ。
そして、えーと……詳しく思い出せないが、確か僕ラブの前々日あたりにお店でぶらすこさんを交えて飲んだときに貰ったっぽい、このキャンペーンの抽選のカードがなんかサイフの中に6枚くらいあった。いつ貰ったのかも思い出せないので、今抽選しなかったら多分本当に忘れるだろう。
賞品は、まあまあどれも良いが……オリジナルチェキが当たろうものなら流石に大場ななが混ざり過ぎて発狂してしまうので、オリジナルステーショナリーセットを狙うことにした。
なんか4thLIVEの栞子さんのグッズがボールペンセットだった影響か、ペン系のアイテムに縁があるような気がしてクルトガとかも購入してしまっている。学生の本分は勉強なので、栞子さんの生活に想いを馳せやすいアイテムなのがいい(酒飲める歳のやつが言うことか？)。この付箋とか使ってるところ想像したらあまりにも可愛すぎて倒れそうだ。
ん？
当たった……
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