Huaweiのミドルレンジは海外で使えるか

実は、少し前のnoteでこんな記事を書きました。

SIMフリー端末界隈に詳しい方ならある会社のものがないことに気づかれたかもしれません。そうですHuaweiです。なぜ取り上げなかったかといえば対応バンドに明らかな抜けがあったからです。

HUAWEI P30 lite
FDD LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28
北米が明らかに弱いようです。というよりキャリアによっては接続できるかかどうかのレベルで怪しい。

HUAWEI nova lite 3
FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19
北米バンド4と12がありません。800メガヘルツ帯がなく、700メガヘルツ帯がバンド17しかありません。アジアでは問題なさそう。ヨーロッパも大丈夫そうですが800メガヘルツ帯のバンド20がないのがどう影響するかが未知数です。

ただしハイエンドになると話は違ってきます。

HUAWEI P30
FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28

P30がすごいというよりは、Huaweiのローエンドとミドルレンジの扱いが露骨に悪いという印象を受けます。言葉は悪いですが「日本で使えれば文句ないだろ」という言葉が聞こえそうです。

このようなわけで海外旅行に帯同する端末としては(ローエンド・ミドルレンジに限り)Huaweiはあまりお勧めできないというのが当noteの結論です。

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