今さら聞けない印刷&デザイン用語その11 「コンペ」
こんにちは。アドパブリシティのタカヒロです。
日没も遅くなり、度々クーラーが恋しくなる気温の日も増えるとともに、そろそろ湿気が気になり始めてきました。熱中症が気になり始める時期になってきましたが、水分管理はしっかり気をつけましょう!
というわけで今回は、今さら聞けない印刷&デザイン用語シリーズの、「こ」から始まる言葉シリーズその3になります!
[前回の記事はこちらから]
[コンペ]
コンペとは「競技会」を意味する言葉で、何か一つの事柄を競い合わせ、優劣をつけることです。略さず言うとコンペティションになります。
それでもいまいち「ん・・・・?」と思うかもですが、スポーツにおける「チャンピオンシップ」とか、吹奏楽などの「コンクール」とかとほぼ同じ意味と言い換えると、なるほどーってなるかもしれません。というかゴルフコンペって言っちゃえば、ピンとくる人も多いかもですね。
デザインの世界では、仕事の過程でコンペ方式で複数の人が案を出し合うことがあったり、仕事以外でも企業が不特定多数向けに行っている
コンペの情報をまとめているサイトがあったりなど、割とよく聞く言葉だったりします。
「登竜門」は聞いたことある人も多いかもですね。そんなコンペのいいところは、採用されれば自分のアイデアがそのまま世に出ることになったり、賞金などがもらえたりするのはもちろんなのですが、「多人数が同じ制作テーマで考える」と言う点から、現状の自分の考えていることはどんなものなのか、他人と比較できるのがいいところだと思います。もちろん自分のが選ばれることに越したことはありませんが、落選したとしても、じゃあ逆に選ばれたものはどんな発想なんだろうなど、ただ参加するだけでも色々な気づきがあり、自分の次につながる・・・。そういった利点がコンペにはあると考えています。
「井の中の蛙大海を知らず」と言うとちょっと悪い言い方になるかもしれませんが、意を決して大海に漕ぎ出してみると、割と自分の船って、ちっちゃ・・・・と思ってたら、だいぶ立派だったんだなぁということもあるのかもしれません。
次回は「こ」シリーズ最終回!お楽しみに!