岐阜ワールドローズガーデンに行ってきました(前編)
こんにちはRYUです。唐突ですが・・・皆さんバラは好きですか?この質問の 反応には、かなり男女差があるでしょうね(笑)。ラジオ・新聞によく投書するウチの奥さんが今回「岐阜ワールドローズガーデン」のペアチケットに当選した!ので、早速行ってみることにしました。結果から申し上げると、さほど花に関心がない私でも十分楽しめた!ので、今回はこちらの報告をしてみたいと思います。
はじまりは招待券から
こちらが地元のフリーペーパーのプレゼントで当選したチケットです。来年の3月末まで有効ですが、冬季になると寒いでしょうし、花も少なくなるので早めに来場しました。
10月の週末だったのですが、ご覧のとおり雲ひとつない秋晴れ!花を見るには絶好の日です。こちらがゲートなんですが、シニア、ファミリー、カップルと幅広い年齢層のお客さんがいました。
エントランスには、こんな生花のゲートも。これだけでも大変な手間が掛かりそうです。
こちらの園内には、バラを主体に6000種&20000株以上の花が植えられています。当然時期によって咲いたり終わったりするので、エントランスには見頃の花が告知されています。
これだけの花を育成しているので園内はとても広い!園内マップはWEBサイトを参照ください。
さて、園内に入ると正面はご覧の通りの広大なスペース。背景にはオシャレなカフェもあり、「花と空と緑と風景」の調和がよく計算されています。
ナニコレ?と思えるこちらの建物は、内部がバラ生育の歴史を伝える資料館とショップになっています。球場のスタンドみたいな屋根部分は、バラを始めとした苗を生育するスペースのようです。
こちらはスタンド型建物内部にあるショップ。資料館やカフェも屋内にあります。
さっそくバラ鑑賞
では、さっそくこの園のメインであるバラを見てみましょう。園内バラだらけです。
ひとつひとつにバラの品種が書かれたプレートが付けられているのですが・・・あまりに多いので途中で記録できなくなりました(汗)。とりあえず、画像で楽しんで頂けたらと思います。
個人的には、やはりバラというとコンサバな形の赤いバラを想起します。しかしここでは、花の色・形ともに千差万別で、バラに見えない花も少なくありません。
こちらのピンクは、ダリアと交配したのか?と思わせる、花弁の多い大きな花の形です。
こちらはダリアをさらに「密」にしたような造形のバラ。ゴージャスですね。
こちらは少数派の黄色いバラ。清楚な感じでこれもキレイです。
ちなみに黄色いバラの花言葉は以下の4つらしいんですが・・・
○黄色いバラの花言葉:「友情」「献身」「ジェラシー」「幸福」
「友情」のつもりで黄色いバラを贈って、相手に「ジェラシー」と受け取られたらどうするんでしょうね?
こんな凹凸のある花弁のバラもあります。このへんまで来ると、もうバラのジャンルじゃないように見えるのですが。
次はこれまた交配が難しそうな、グラデーションで彩られたバラ。地植えですからインクを吸わせるわけにも行かないので、交配だけでこの色にしたんでしょうね。お見事です。
こちらの「ボンファイア・ナイト」はさらに複雑で、赤・黄・白の3色グラデです。花の品種改良って奥が深いんですね。
ちなみに「バラっていつ咲くのか?」ご存知ですか?
私も知らなかったんですが、欧州に元々あったバラ(オールドローズ)は春~夏に咲く花でした。19世紀フランスで、従来のオールドローズに四季咲きする中国のバラを交配した結果、その後は通年で咲くバラ(モダンローズ)が主流になったんだそうです。だから長い期間咲いてるんですね。
さて、園内はバラだけじゃなく、こんな花たちも見頃でした。
あの人が歌でヒットさせた黄色・オレンジの「マリーゴールド」や・・・
秋桜(コスモス)もちょうど咲き頃。花のオブジェが作られていました。
紫が鮮やかなサルビアも園内にたくさん。
こちらはウモウケイトウかな?1m近くある大型のケイトウです。こちらも鮮やかです♪
花だけじゃなく、園内ではちょうどオーケストラによる演奏が行われていました。反響がよく計算されたオープンな会場で、屋外にいてもよく聞こえます。
まさか、こちらで本格的なオーケストラ演奏が聞けるとは・・・。演奏技術もなかなか良かったと思います。
子供の遊び場も用意されていて、地元の方には便利です。実際、「年間パス」で入場する人も多くいました。
ちなみに園内には「コスプレ撮影」の方も多かったです。さらには、もっとマニアックな?「フィギュア撮影」の方もいました。私も以前、子供を連れて秋葉原を回り、ガシャポンを買い求めたりしたんですが・・・この手のフィギュアって驚くほど高価ですよね。
さて、一通り回ったのでカフェで休憩することにします。奥さんが選んだのはローズクリームのアイス(650円)。食用バラのトッピングつきです。おそらく香料と添加物で作った味だろうと思ったら・・・ローズエッセンスが強烈に香る、レベルの高いスイーツでした。最初の一口がサプライズ!なので、ぜひオススメしたい一品です。
私がオーダーしたのは、栗のモンブランパフェ(650円)。カップの中にはフレークが多いので、クリームは少ないだろうと思ったら・・・カップ自体が大きく、満腹になってしまうボリュームでした。この園は、飲食も意外にレベルが高い!ようです。
そんなわけで、無料招待いただいた岐阜ワールドローズガーデン、予想を超えて楽しめる施設でした。花も飲食もオススメできるので、お近くの方はぜひお試しください。後編は園の近くで食べた、この日の夕食をご紹介したいと思います。(RYU)