恵那峡に行ってきました
こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん「恵那峡」(えなきょう)ってご存知ですか? 恵那峡は岐阜県恵那市・中津川市にまたがるダム湖で、人工の湖でありながら景観が良いことから、景勝地として賑わってきました。恵那には父の実家があり、今回久しぶりに行く用事ができたのですが、奥さんが「ついでに恵那峡にも行ってみたい」とのこと。まあせっかくの機会なので、言われるままに数十年ぶりに寄ってみたら思いのほか楽しめました。今日はこちらの報告をしてみたいと思います。
名古屋から車で1時間ちょっと
恵那は名古屋の中心部から、名古屋高速→中央道で70分くらいの距離です。JRで行く場合も、名古屋駅から恵那駅までは中央線快速で約70分。駅からバス15分程度で到着します。
車を降りて乗船場付近に向かったら、キレイな湖面が見えました。紅葉もチラホラあるし、空が映る湖面もキレイだし、せっかくの機会なので遊覧船に乗ってみようかと思います。
さっそく遊覧船乗り場に向かったんですが・・・ちょうど船が出たばかりだったので約1時間待つことに。次は16時発なんですが、日没にならないよう祈るばかりです。
いちおう乗船場の付近には、五平餅や鮎の塩焼き、工芸品を売る店が軒を連ねています。夏休みあたりには混雑しそうです。
乗船場付近には、こんな「映え」スポットも。「ENAKYO」のYの部分は、人が演じる設定になっています(汗)。
遠景に観覧車が見える一角には、こんなカップル用のスポットも。最近の観光地はしっかり「映え」のツボを押さえてますね。素晴らしいです。
こんな感じで周囲を散歩しているうちに乗船時間が迫ってきたので、待合所に戻って乗船前にルートを学習します。ダム湖に沈んだ峡谷を玄斎橋まで進み、Uターンして戻るシンプルなルート。乗船時間は約30分とのことでした。冷え込んできた!ので、トイレを済ませて乗船します。
遊覧船出発
1時間待ってようやく乗船!今回乗るのは、こちらの船です。スクリューではなくウォータージェット推進だそうです。言われてみれば・・・スクリュー船より静かでした。
せっかくなので最前列に陣取ってみました。ちょっと画像は撮りにくいですが、常に前景が迫ってくるので迫力があります。
さて、恵那峡の景観の特徴は、巨岩・奇岩が多いことです。それぞれ名前が付いているので、説明を聞きながら見ているのも楽しいです。こちらの中央の岩は、岩全体が横顔で、目・鼻・口らしいものが有るのが分かります?
巨岩・奇岩のオンパレード
こちらは見事なロックバランシング!恵那峡がダム湖になったのは大正時代なんですが、おそらくその遥か前からこの形なんでしょうね。いつ崩れるのか・・・
その後、「恵那峡大橋」の下をくぐると・・・・
亀戸天神の「鷽」(うそ)みたいな奇岩が出てきます。似てます?
以下は亀戸天神の「鷽」の資料映像です。
こちらの巨岩も名前が付いていたと思うのですが・・失念しました(汗)。こうして見ると恵那峡の奇岩・巨岩は、縦・横に割れ目が入りやすい、全て同じ岩質であるのが分かります。
ちなみに後日、恵那峡の巨岩の名前を解説するサイトを発見しました。関心がある方はこちらをご覧ください。↓
さてUターン地点まで行くと、2,000m級の恵那山!も見えました。11月で既に山頂は雪をかぶっていて、趣のある風景です。寒いけど・・・。
帰路は至高の鰻に出会う
さて、船を降りた後は名古屋に帰るだけ・・・だったのですが、スマホを見ていたら近くに鰻の人気店!を発見しました。なかなか来れる場所ではないので、これはスルーできません(笑)。開店まで20分ほど待って、一番で入店してみることにしました。
メニューはこちら。「うなぎ丼」「ひつまぶし」「定食」がそれぞれ、鰻1匹か半分か?のシンプルな構成です。鰻屋なのに「飛騨牛」のメニューがあるのも面白いです。これ以外に単品も用意されています。
まずは肝焼きが登場。なかなか見ないレベルの大きな肝!です。強めの炭火で香ばしく焼かれた肝に、甘すぎないタレも絶妙。この段階で既に「この店は旨い!」ことが約束されたようなものです。
そして鰻丼が登場。外側パリっ!身の脂がジュワッ!の、地焼き(蒸さない)のワイルドな鰻は、私にとって至高の一品。香りだけで既にノックアウトです。
そして蒲焼も当然の旨さ。タレの甘みより、鰻の甘みを感じる旨さでした。間違いなく過去ベスト3に入る素晴らしい鰻です。ウチの奥さんは、三重県津市の名店「はし家」よりこちらが気に入ったそうです。ご馳走さまでした。
そんなわけで恵那峡の景観と鰻の名店を楽しめた恵那峡の旅、大満足で帰途につきました。父の実家にかこつけて?また暖かくなったら恵那に来てみたいと思います。近県の方はもちろん、関東以北の方も高山や下呂のついでに?機会あらば寄ってみてください。きっと楽しめると思います! (RYU)