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福岡に行ってきました(DAY3)


こんにちはRYUです。前回に続き、福岡旅行3日目の報告です。滞在最終日となるこの日、最初にやってきたのはこちらでした。

▼DAY1はこちら

鮮魚市場 市場会館でランチ

地下鉄「赤坂」駅から10分ほどの距離にある「ふくおか鮮魚市場市場会館」です。どう見てもオフィスが入っているビルに見えるんですが・・・。

1階フロアは飲食店!市場だけに、鮮度のよい魚介類が食べられる寿司屋、和食屋が軒を連ねています。中には中華屋さんもあります。

沢山あるお店の中で、今回はこちらのお店「おきよ」を選択しました。なかなかの人気店のようで、AM11時台に既に混雑していました。

食品サンプルのメニューが昭和を感じさせますね。期待して入店しました。

市場に来たなら・・・・というわけで刺身定食をチョイスしました。カンパチ、鯛、コウイカ、サーモン、タコ、甘エビにサワラ!の7点盛りでしたが、さすがに鮮度が良くて旨い♪ 瀬戸内海より西の地域じゃないと、サワラの刺身はなかなか出てきません。刺身が出る前に、既にビール大瓶を1本消費。即おかわりしました。

こちらは奥さんのカキフライ定食についていた刺身。鯛とサワラとシマアジかな?こちらも良い鮮度でした。

結局、鯨の竜田揚げと白子の天ぷらを追加してビール大瓶2本を飲みきり、満腹度120%に。食べ過ぎたので、前回行けなかった「あの場所」まで歩くことにします。

初の大濠公園

やってきたのは福岡市民の憩いの場、大濠公園です。すぐ近くにあるのに、前回は旅程が忙しすぎて行けなかったんです・・・。

▼昨年11月の福岡~佐賀記事

真ん中に大きな濠(池じゃなく濠?)があり、都心とは思えない素晴らしいロケーションの公園です。この濠(池?)は福岡城を築城する際、海からの「入江」を利用して作られたのだそうです。ということは、最初は海水だったのでしょうね。

こちらが大濠公園のマップ。画面の上側から園内に入り、池を縦断してみることにしました。

こちらが「観月橋」。橋から見ると、池の大きさがひときわ強調されます。人力で海から濠を切り離し、島まで作った昔の人たちは凄いですね。

次に「浮見堂」は最もSNS映えするスポット。なんとなく撮影順?を待つ列が出来ていました。上海の豫園みたいな造りで、ここだけ中華テイストです。

池の縦断が終わったら、こちらの大濠テラスへ。県内の茶の産地「八女茶」がメインのカフェです。ビールの酔いも抜けたことだし、ちょっと休憩します。

店内2階からの眺望はこんな感じ。「テラス」の名に偽り無し!の素晴らしい眺めです。福岡は韓国人の旅行者が非常に多い!んですが、ここも半分くらいが韓国人のお客さんでした。

オーダーしたのは八女茶のアイスグリーンティーと抹茶オレ。奥さん用のガトーショコラには小豆!がかかっていました。私が飲んだグリーンティーは無糖なのに茶葉の甘みを感じます♪ たまには良いお茶も飲まないとね。

2度目の福岡美術館

その後は、園内にある福岡市立美術館へ。こちらには20年前!に一度来たことがあります。2019年にリニューアルされたようで、以前は無かったインカ・ショニバルさのオブジェがお出迎え。

おなじみの草間彌生さんの「南瓜」もありました。これは子供たちも喜びそうです。

この美術館、ダリやバスキア、アンディ・ウォーホールの所蔵があってなかなか充実しているんです。20年前にはこちらと久留米の石橋美術館を見に来ました。

美術館内には地元のアーティスト田中千智さんの作品展もあったので、こちらも見てみたのですが・・・。

!!!!!

いや驚きました。漆黒の闇の中に、眩く(まばゆく)照らされた夜景や人物が浮かび上がる絵なんですが・・・闇に光が滲むような情景がとても美しい♪  一つ一つの灯りが命を表すようにも見えます。個人的にとても気に入りました。

こちらは港の夜景。水面に移る灯りも表現されているんですが、波一つない静かな水面が、さらに「静寂」を強調しているように思えます。

アーティストの田中さんは3人のお子さんを持つ母親だからか?親子をテーマとした作品も多く書いています。こちらも漆黒の夜と眩く光る人物の組み合わせ。ペインティングナイフを使われることが多いようですが、ナイフのタッチがヨーロッパの壁の漆喰のような落ち着いた味わいを出しています。

絵に描かれた3人のお子さん。きっと田中さん自身のお子さんでしょうw
これを描いた方は、どんな方なんだろう?と思ったら・・・

いらっしゃいましたw

なんと美術館内で、田中さんご本人が作品を作成中!ちょうどペインティングナイフで樹木の部分を描かれてました。お会いできてよかった♪

画家さんの道具を見られる!というのもライブペインティングならではです。問題の?ペインティングナイフも、持ってきているだけで4種類くらいあるようです。

ちなみにこの壁画、3年間「加筆」を続ける企画だそうです。また来てみようか?と思ってしまいますね。

締めはこちらで

さて、今回はラーメンを食べる機会がなかったので、空港に向かう前に食べておくことにします。やってきたのは川端通のこちらのお店。

「元祖」を名乗る有名店「長浜屋」さんです。九州ラーメン/博多ラーメンって細分化すると何種類もあるのですが、こちらは店名通り「長浜ラーメン」です。

食事メニューは「ラーメン」「替え玉」「替え肉」だけの潔さ!但し麺の硬さとネギの量はオーダーできるので、「バリカタのネギ増し」でお願いしました。
待つ間、自分の席の前にあった寸胴を見ていたら・・木ベラが地面に接触しているのを発見しました(汗)。この寸胴、おそらく豚骨を似てスープを作るためのものだと思うんですが・・・使う時には洗いますよね。きっと。

そんなわけで、ものの2分くらいでラーメン着丼しました。豚骨なのでしっかりスープに脂が浮いていますが、意外に「本場」の長浜ラーメンってスープに透明感があり、「天下一品」みたいなドロドロ感がありません。むしろ「アッサリ」した印象で美味しいです。今度は「久留米ラーメン」も体験してみたいと思います。

そんなわけで、楽しかった福岡での3日間もあっと言う間に終了。福岡空港から名古屋への帰途につきました。前回の訪問では糸島~唐津~呼子~波戸岬が楽しすぎて福岡市内の滞在が短かったのですが、今回は宿題だった太宰府、大濠公園にも行けたし、馬刺しも寿司もモツ鍋も食べられたし大満足でした。海あり山ありグルメあり、天神を歩く女性たちもキレイ!な福岡は東京や大阪以上に魅力的かも・・。ぜひまた来たいと思います。
(RYU)