アドパブ社員が「朝日広告賞」に入選しました♪
こんにちはRYUです。今日はアドパブリシティにとって嬉しいお知らせがありました。若手デザイナーのO君が、
2019年の「朝日広告賞一般公募の部」で入選!
・・しました!朝日広告賞は今年で69回目を迎える、広告業界の主要なコンテストの一つです。応募作1,687名のうち、入選以上はわずか14名!という狭き門でした。おめでとう♪
そして入賞作はこちら。動悸・息切れの薬「救心」を課題とする広告で、タイトルは「どきどきは突然やってくる。」です。
この薬を必要とする人たちが「心臓がドキドキする」シチュエーションとして、「体重計」「虫」「落下」「トイレットペーパー」の4つをピックアップして線画で表現した作品です。新聞15段を想定して、縦位置の広告になっています。
通常、心臓の薬の広告って「心臓」のイメージに引っ張られて「ハート型」「血液/動脈の赤色」「静脈の青色」などがアイコンになりがちです。さらに直喩的な表現では、「胸を押さえている苦しそうな人の姿」・・なんて広告も頭に浮かびます。
そんなベタな表現を否定し、モノトーンの線画だけで象徴的に構成した面白さが審査員にも評価されたんじゃないかと思います。ちなみにこの作品、大きすぎても小さすぎても見にくいので、作品の細かい部分はこちらからご覧頂けたらと思います。
さて、せっかくの受賞の機会なので、この作品を制作したデザイナーO君にインタビューしてみました。簡潔にまとめると、こんな感じでした。
①広告賞は、納得できる作品が出来上がった時だけ応募している。今回の作品は、専門学校の卒業制作に追われながらの制作でかなり苦労した。
②今回は「モノクロの線画」で表現したが、この作風だけを追求する気はない。今後、色々な表現を考えていきたい。
③完全に抽象化した表現は苦手。今回の作品も一見すると抽象的だが、「体重計」「虫」「スマホ」「トイレットペーパー」など、テーマの中心になるパーツは具体的な形を持たせている。
④好きなアートディレクターは「YOSHIROTTEN」さん。
ちなみにO君はまだ20代後半。最近、東京でいくつかの展示会を見て感化されたらしいのですが、若いうちに多くの刺激を得て成長してもらいたいです。ぜひ応援頂きますよう、よろしくお願いします!(RYU)