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I have a dream

5億年ぶりくらいにnoteを更新する気がしますが、前回書いたのが1月の初め。年も明けたことだし今年はここから毎日note更新するぞ!なんてイキっていた自分が懐かしく恥ずかしいです。

自分の置かれた環境も1月以降に結構変わり、その環境の変化に追われ日々の業務にも追われ、いつの間にかnoteの存在すっかり忘れてました。と言いつつ最近始めた INAC東京のnote では気が狂ったかのように長文書いているので、こっちの自身のnoteも、頭の中の整理や備忘録として、またこれから定期的に書いていければと思っているところです。

とはいえ毎日更新なんて出来るわけないので、これからはそんな欲は出さず、緩やかなペースで書いていきたいですね。
書くことは、心の自浄作用にもなります。

いきなりだけれど、今回は自分の夢を描いてみたい。
書く、ではない。夢は描くものだ。

いろいろやりたいことはあるんですよ。グランドつくるとか、Cafeをつくるとか、大磯でゲストハウスつくるとか、世界一周するとか海外で暮らすとか、夢を抱いて何かに向けて頑張っている若者を支援するとか、困っている人たちに対して何らかの支援活動をするとか。
わぉ、こう考えるとやりたいこといっぱいあるなー

でもこれらのやりたいことは、全部お金があれば実現できることなんですよね。変な言い方だけれど、自分が大金持ちになればこれらは全て叶い、必ず実現できる。だからこれらは夢ではなく目標なわけです。だから俺は、これからたくさん金を稼がねばならぬ。どうやったら大金持ちになれるか誰か教えてくれ!

夢と目標は違う。目標は叶えるもの。夢は描くもの。そして叶うかどうかは自分だけではどうにもならないことでもある。だから夢。
でもだからこそ、夢を持って生きていきたい。こんな歳になって「夢」とか言ってるのはナイーブでダサいと思われるかもしれないが、夢は一生描き続けるものだ。I’m Only Dreamin だぜ!

で、目標は多々あれど、自分の夢とは何だろうと考えてみると、これはもう、ひとつしかない。

サッカーで社会を変えること。


人類の敵はいくつかある。戦争、差別、貧困、災害。まだあるかな。。

この中でも、きっと災害以外は人間の努力でなくせるはずだ。自分の本懐がサッカーである以上、社会に対しサッカーで何かのバタフライエフェクトを起こすことは、常に考えていたい。

サッカーで社会を変えるって、どういうことだろう。
ロシアとウクライナでサッカーの試合をやるとか、世界中で親善試合やってみんな仲良くなろうとか、募金活動しようとか、そういうことじゃない。

サッカーは人と人がやるもの。人と人の間で、生々しく行われるものでもある。
その中で、選手たちは「人に対する優しさ」を覚え、人と人はひとりひとり違うんだということを知り、その違いを受け入れた上でお互いを尊重し合う、ということを学んでゆく。

サッカーは、一番自由なスポーツと言われる。なら、自由って一体どういうことか。
自分の好きなように勝手に振る舞うのが自由なのではなく、そこにいる人の中でお互いを慮り、お互いの違いを思い、自分がどう振る舞うかを自分で決められる。自由とは、そういうことなんじゃないか。

自由という字を噛み砕けば、自分の理由、とも読み取れる。自分の由縁、自分が自分である理由、というか。
自分のルーツを知り、自分がいま自分でいられる理由を知る。それはすなわち、他者に対して「その人がその人である」意味や理由がある、ということを知ることでもある。

つまり、他者を認めること。自由って、きっとそこから始まるんじゃないか。
そんなリベラルハーツをサッカーを通じて学べるのだと僕はずっと信じているし、そうであればいいなと思っている。

もちろんサッカーをしながらそんなことをグランドで常に選手たちに対して言ったり押しつけたりはしないんだけど、彼ら彼女らが人生の中での貴重な青春時代にサッカーを選び、サッカーに真剣に楽しく打ち込んだ結果として、他者を理解すること、そして自由の意味を、自然に身につけていってくれたら。

育成のゴールって、そこだと思うんです。プロを育てるとか、全国に行くとか、そういうことじゃない。

そんな「サッカー出身」でリベラルな大人となった彼ら彼女らがいずれ社会に出たとき、他者の痛みを知り、弱者のことを思える、そんな存在として社会を動かしていってほしい。
そんな大人がたくさんたくさん増えて社会に出ていってくれることが、いつか、いずれ、戦争、差別、貧困をなくしていけることに繋がるんじゃないか。

僕の夢「サッカーで社会を変える」とは、そういうことだ。

だからこれは僕の力で実現できることじゃない。もちろん自分もまだまだ社会を変えるために頑張るけれど、それ以上に、これからもっと可能性に満ちている彼ら彼女ら、これからの若者たちにこの夢を託したいと、本気でそう思っている。とっても勝手だけれど。

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だから
今、自分がサッカーを通して関わらせてもらっている選手すべてが俺の夢そのものであり、こんな自分でもこの世に生きて何かを残したという、生きた証そのものでもある。

とてつもなく一方通行な、勝手Dreamだけれども。
いつか叶うといいなぁ。

夢は彼ら彼女らに託すことにして、さぁ、俺はこれから金を稼がなアカン!
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