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社会のこと

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人生は、社会からも政治からも切り離せない
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記事一覧

おじさんについて考える

おじさんが苦手である。最近、やたらとおじさんに悩まされている。 【広告】そんなおじさんにはコチラ なぞるだけで汚れが落ちる歯ブラシ【奇跡の歯ブラシ】 謝れないおじさんこの前、渋谷の渋東シネタワーのクリスピークリームドーナツ辺りを歩いていたらちょうど反対側の死角から歩いてきたおじさんとぶつかりそうになったので、寸前のところで止まり半歩右へ避け、衝突を回避できた。 しかしそのおじさんはこちらの華麗な急ストップに一瞬動きを鈍らせながらも、進路を少しも変えようともせずにそのまま突

ドトールで隣席の盗み聞きをして涙を流す夜

地元の「松のや」でロースかつ定食を食べた後に「ちょっと事務仕事でもするか」と入ったドトール。 僕が座った横の席には男女ふたりがいて、聞こえてくる話からみると、どうもバイトの面接をしているような感じだった。 男性が会社の人で、女性が面接を受けている人。 ごめんなさい、聞くつもりはなかったのだけれど何せ隣なもんでどうしても会話がすべて耳に入ってくる。 話ぶりからすると、女性はどうやらシングルマザーのよう。小さな娘さんがいるらしい。 そしてこの会社は運送会社で、配送の運転手をす

Number Web に掲載されました

スポーツライター・島沢優子さんによる部活問題についての記事が、Number Web に掲載されました。 僭越ながら久保田も取材に協力させてもらい、文中、コメントも掲載されています。 コロナ禍において、大人の事情に振り回される学生達。部活も例外ではありません。嘘でしょ⋯って思うほどの「闇部活」についても、赤裸々に書かれています。 本当に読んでほしい人、本当に届いてほしい人になかなか届かないジレンマはありますが、でも、少しでも届くことを願って。 ぜひ、ご一読ください。

役に立たないものが存在できない世界は恐ろしい

東京、大阪、京都、兵庫でまた緊急事態宣言に。 Jリーグの村井チェアマンは当初「無観客試合にはしない」と言っていたけれど、社会の情勢なのか政府からの要請なのか、やはり緊急事態宣言中は無観客試合となってしまった。 プロ野球も同じ。 昨年来、Jリーグもプロ野球も徹底した対策のもとで有観客での試合を開催し、クラスターを発生させずにここまで来ていたのに。 昨年来のコロナ禍で、エンタメ、スポーツ、レジャー、飲食が、不要不急という言葉の格好の標的になりました。 楽しみにしていた「あ

あれから10年。あの日、起きたこと

東日本大震災から、明日でちょうど10年。本当に早いものだ。 自分は子どもの頃、小学校の教科書で「関東大震災」という大きな地震が大正時代にあったことを知り、毎年9月1日、2学期の初日には小学校で必ず避難訓練が行われていた。 とてつもなく大きい地震で多くの犠牲者も出た、ということだけは知っていたけれど、どうせもう自分が生きてるうちはこんな大きい地震なんてくることはないんだろうなって、なぜか、漠然と思ってた。 だってそれまで、自分自身で大きな地震を経験したこともなかったから。

いったい何を守りたいのか

ある高校では、緊急事態宣言中の練習について 時間短縮の上、少人数でのメニューに限定し、運動中もマスク絶対着用、という決まりを学校がつくった。 選手は満員電車に揺られて学校に来る。教室で密にもなる。学校を出れば、ほぼ普通に生活も送ってるだろう。 でも部活では、上記のような決まりを学校から課せられている。外での運動なのだが。 この学校では昨年夏、全国高校サッカー選手権予選で初戦突破した後、付属中学にコロナ感染者が出たということで、関係ない高校生は学校の方針で選手権予選を辞退さ

ひとりBarを解禁してくれ!

3月5日(金)18時 3月7日までだったはずの緊急事態宣言が、どうやら21日まで延長されるらしい。ぴえん。 二週間という期間に整合性のある論拠はないようだけど、ひと月では長いし一週間じゃ短いから、まぁ間をとって二週間でいいんじゃね?てとこだろうか。 一番つらいのは、飲食店が20時までしか開いていないこと。これは本当にキツい。もちろん、当の飲食店を経営する人やそこで働いている人、そこに食材などを卸している業者の人達のほうがもっとキツいし、ツラいだろうけれど。 飲食店が開

政治家にはできないことをやってくれてる人達

毎日noteを投稿すると決めて毎日書いているのだけど、今日はやることが多すぎて、書けずままに日付変更線を超えてしまった。今、3月1日の0時25分。横目で『乃木坂工事中』を観ながら(今日神回)このコラムを書いてます。 正確にいえば日付は超えたけど、寝るまではその日に数えていいという自分ルールを今つくったので、今日だけはどうか見逃して下さい(謝) しかしどうしても乃木坂工事中が気になる⋯筒井あやめちゃんの可愛さが神レベルを超えてきた。弓木ちゃんのヤバさがそろそろ世間に知られて

日本と韓国を繋ぎたい。정말。

昨日から「noteを毎日書くこと」を始めました。続けられるように頑張ります。今日は2日目。 最近、自分は韓国語(以下、ハングルとします)を勉強している。 そのきっかけは先日の記事で書いたので、そちらを読んでいただければ。 好きだ!いい!始めてみたい!と思ったものに対し、以前とは違ってすぐに一歩踏み込んでJoinすることへの足枷やハードルが一気に低くなった。そんな自分の変化は、決して悪くないと思っている。 ハングルは楽しい。 読み書きはもう、簡単にできる。そうなると次はヒ

自分の入れ物が広がった話

自分はもう40代後半の年齢なのだが、こんな歳になって、なぜか最近、新しく興味を持つことや新しく好きになるものがとても増えてきている。自分でも不思議なくらいに、今まで目を向けてこなかったものや人に対して目が向くようになった。 興味が湧いて、好きになり、さらにのめり込むまで突き進んじゃってる。 昨年春までは、ただただ自分が20年前に立ち上げたクラブを運営し現場でも自分が主になって動いて⋯という毎日ばかり。クラブを存続させることだけに精一杯だったから、それ以外のものに目を向ける

ミーティングで高校生達に話したこと

先週、埼玉の某フットサルコートで小学生のコーチをしている時に、隣のコートでは他のスクール(小学生)が練習をしていた。 その中のある一人の子が、練習の合間や練習中にも、別のある一人の子に向かって何回も「お前、◯◯症だな!」「◯◯症!」と、ある病気名を叫びながらずっとからかっていた。 あまりにも酷かったので、まだ続くようなら自分が注意しに行こうと思っていたら、そのスクールのコーチの方が注意してくれて、ようやく止まった。 話は遡って、9月のこと。 全国高校サッカー選手権大会の県

片道切符を握りしめて生まれてきた

つい2日前もまた、若いアーティストが自らこの世を去った。今年は何でこうも続くのだろう。 生きることはつらいけど、誰にもきっとつらいけど、でも、それでも、生きていたい。 以下は、松山千春さんの言葉。(動画内、10:50 あたりから) これだけは覚えておいてください。 我々が、この世に誕生した時に、おぎゃーと生まれた時に 行き先の書いてない片道切符を握りしめて、我々は生まれてきたんです。 人生、そらぁくたばりたくはないけど、これ片道切符ですから。戻ることもできないし、あ

9月5日、海の近く

9月5日(土) この日は、昨年度まで自身が代表を務め、5月末で離れたクラブのジュニアユースの公式戦・高円宮杯の日だった。 3種(ジュニアユース)年代では一番大きい大会。世間では、この大会を機にサッカーに一区切りをつけて受験モードに入るという中3も多いと聞く。うちのクラブの中3達がどうするのかは、僕にはわからないけれど。 とにかくそんな大きい大会な訳で、いろんな意味で節目になる試合。ましてや、コロナ禍のために春の大きな大会「クラブユース選手権」もなくなり、リーグ戦もなくなり⋯

字足らずの脆さと勇気

お盆明けから、高校生の『市民大会』が始まった。高校生の最高舞台は、ご存知『全国高校サッカー選手権』で、その県予選は9月から始まる。その前に、市内に属する高校だけで行われるのが市民大会。 うちの高校は進学の意識が強くて、例年ならば春のインターハイ予選で3年生は引退してしまうのだけれど、今年はコロナのせいでインターハイ自体が中止となり、それもあってか、3年生の半分はこの市民大会まではやる、という位置づけだった。もう半分は、選手権予選まで残ると。 1、2回戦を勝ち抜き、準決勝。