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元気をもらえるちょっといいお話19「旅路」

こんにちは、くらです。

旅路、というと、NHKの連続テレビ小説を思い出します。

この話でピンとくる人は、私と同様、半世紀以上、人生を歩んでいる人です(笑)。

私も当時まだ小さかったので、話の内容は覚えていないのですが、番組の始まりに、蒸気機関車の走る音と、汽笛が鳴るのを覚えています。(違ったらごめんなさい)

人生の旅路、というと、人それぞれの人生の行先を思い起こさせ、感慨深い気持ちになります。

旅路についての詩があります。


「生涯の旅路

私は私の一生の旅路において
今日というこの道を再び通ることはない
二度と通ることはない
二度と通らぬ今日というこの道
どうしてうかうか通ってなろう
笑って通ろう歌って過ごそう
二度と通らぬ今日というこの道
嘲笑されてそこで反省するのだよ
叱られてそこで賢くなるのだよ
叩かれてそこで強くなるのだよ
一輪の花でさえ風雨をしのいでこそ
美しく咲いて薫るのだ
侮辱されても笑ってうけ流せ
蹴倒されても歯をくいしばって忍べ
苦しいだろうくやしいだろう
しかし君、この道は尊いといわれた人たちが
必ず一度は通った道なんだ」

(『小さな人生論③』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P58-60)


人生の旅路は、結局、山あり谷ありの人生を自分でボロボロになってもあきらめず、自分で道を作っていくという、自分自身の壮大なストーリーなのでしょう。

偉大なストーリーには、必ず紆余曲折、七転八倒、などの落とし穴があり、そして最後には自分自身を発見するという、誰にもできない自分だけの宝物が待っていると感じます。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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