【オンラインでドイツ語学習】東京外国語大学 TUFSオープンアカデミー
TUFSオープンアカデミーとは?
東京外国語大学が提供している、一般向けのオンライン講座です。
2024年の春期間講座は4月~7月、夏期間講座は8月中旬~9月上旬、秋期間講座は10月上旬~2月に開催されています。
定員制で講座開始の2か月ほど前に受付が開始されるので、興味のある方は公式サイトをチェックしておくと良さそうです。
完全初心者用のコースは春に開講されているみたいなので、新しい言語をスタートしたい方は新年度をねらってみてはいかがでしょうか。
概要を見た感じだと、春期間講座のつづきで秋期間講座を受けると1年を通じて初級レベル(CEFR A1程度)をカバーできそうな感じです。ちなみに夏期間講座は短期集中講座や復習用の講座になっていました。
講師は主に外大OBや現役講師の方々です。
カバーしている言語はポピュラーな英語・中国語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・イタリア語などはもちろん、チベット語やスワヒリ語、沖縄語などのかなりマイナーな言語までそろっているのも外大ならではです。
レベルは完全初心者から中級者まで、分かれたコースになっているので現在の自分のレベルに合わせて受講できるのも良いですね。
多くの講座は平日19:30開始なのも、社会人には有難いポイントかと思います。
筆者はドイツ語の完全初心者コースを4月~7月(全15回)に受講しましたので、レポートしていきたいと思います。
ドイツ語初級講座(CEFR PreA1~A1)レポート
ドイツ語のABCの読み方から始める、初心者用のクラスを受講しました。
費用は全15回で25000円でした。教科書は別途、事前購入する必要があります。
予習の有無は先生によって違うと思いますが受講したクラスでは予習不要でした。授業中は基本的に顔出しが必須となります。
はじめはアルファベートの発音から始まり、自己紹介、買い物での会話などを教科書にそって進めていきます。
教科書のリーディング、単語や文法の解説など、基本的に一般的な授業スタイルと同じです。
指名されて答案を読み上げたり、他の生徒さんとのペアワークがあったりするので、オンラインですが完全受け身ではなく参加型で身に着けることが出来たと思います。ちなみに答案を間違えても先生に怒られる…なんてことはありませんので(笑)、安心して受講してください。
講師の先生ですが、他のコースを見ても東京外大で学位を取得された方(=その言語のプロ!)が担当することが多い印象です。ささいな文法の質問にも丁寧に答えていただけます。
受講者の年齢層は20代~60代と幅広かったのですが、みなさん積極的に質問されていてモチベーションの高さに驚きました。
オンデマンド配信は無いのでそもそもスケジュールが合わないと厳しいのですが、総合的にとてもオススメできる講座でした。
オンライン英会話やyoutubeなどの教材が充実している昨今ですが、文法に関しては専門家に、リアルタイムで、母国語で教わるのが一番いいかなと思います。
気になった方は是非受講してみてはいかがでしょうか。
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