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大人の発達障害 ADHDとの闘い

なんとなく生きづらいな。と感じたことのある人は少なくないと思います。

現代人の日本人の抱える「生きづらさ」は深刻な問題です。私もそんな悩みを抱えながら生きているうちの一人です。

子供のころから「なんとなく他の子とは違う」という感覚を持ちながらも、原因が何なのかわからないまま、漠然とした不安のなかで思春期を過ごしました。当時はそれが「思春期特有の不安定さ」であると思っていました。

しかし、大学を卒業し、就職をしても「生きづらさ」はなくなりません。思春期をとっくに過ぎているはずなのに、どうもおかしいぞ と思うようになりました。

自分と同じような生きづらさを抱えている人がいるのではないかと思い、グーグル先生に尋ねまくる日々に出会ったのが「ADHD」という言葉でした。

現代人の20人に1人はADHDだといわれています。

数字だけみればそんなに珍しいことではなさそうです。しかし、ADHDの持つ特有の生きづらさや、「人とは違う」「自分は普通ではない」という感覚のせいか、自分と同じ症状をもつ人に出会うことはきっと難しいと思います。私もずっと人には言えないまま、たとえ人に言ったとしても「理解されないだろう」という思いを抱えたまま大人になってしまいました。

ADHDという言葉に出会い、原因と対処法を明確にすることで、以前よりも心が軽くなりました。「自分だけが出来損ないなわけではない」と思えるだけで、自分への見方は180度変わってきます。

発達障害 ということばには多少なりともマイナスのイメージが付きまといます。しかし、ADHDはその人の持つ特性です。場所や環境が変われば、ADHDの特性は長所になります。

以前に比べて「ADHD」という言葉が世の中に浸透し、情報も増えてきました。しかし、ネットで得られる情報の多くは当事者の発信ではなく第三者からの客観的意見にすぎず、精神的な拠り所にするには少し頼りないと感じていました。ADHDについての情報を取集していくなかで、私が一番欲しかったのは、ADHDの皆さんがどのようなことで困っていて、どうやって対処しているのかという情報でした。つまり、共感できることと明確な対処法でした。

微力ではありますが、このnoteが私と同じようにADHDに苦しむ人たちにとって少しでも心の拠り所になれればと、自身の体験や役に立てる情報などを発信してゆきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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