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【保育•育児•しつけ】ABAで問題解決

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子供達と日々関わる保護者、保育士、教育者向け 育児、しつけ、教育方法に悩んだ時にのぞいてみてください。 科学的に効果が証明されている方法をたくさん紹介しています。 主に海外の論文… もっと読む
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記事一覧

【切り替え2】切り替え活動で子供が育つ

子供にとって、楽しい遊びをやめて、別の活動を始めるように言われるのは辛いものです。特に、…

子どものかんしゃくに隠れた原因を解明: 感覚処理の問題

はじめに 感覚処理の問題とは?感覚処理とは、脳が視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、運動などの…

新生児の感覚発達:応用行動分析学(ABA)からの洞察

この記事の概要応用行動分析学(ABA)のレンズを通して、新生児が生得的な感覚をどのように活…

子どものかんしゃく「なぜ」「どうして」の理解:Part 1

2歳ごろの子どものかんしゃくの謎を解くお子さんのかんしゃくに困ったことはありませんか?あ…

幼児のかんしゃくを抑える選択肢の力:Part 3

子育ては素晴らしい挑戦ですが、難しいこともたくさんあります。中でも、幼児のかんしゃくは保…

【心理学とABAでひも解く】子供が人を叩いた時の対処法

ご機嫌で遊んでいた幼児が突然、他の子や近くの大人を叩くという行動を目の当たりにしたことが…

子供の発達障害急増の謎〜Part1:10年間で倍増、その背後に潜む理由とは?

文部科学省の調査で明らかになった発達障害の急増 子供の数が減る一方で、発達障害の子供は増え続けています。 前回の調査は10年前に行われ、その時の割合は6.5%でした。調査方法の一部に変更があったとはいえ、10年間でこれほど急激に増加するのは異例。このような状況の中、学校で何が起きているのか、多くの関係者が疑問を抱いています。 本当に発達障害児が急増しているのか?1. 発達障害そのものの増加を示す調査結果ではない この調査結果は、発達障害そのものの増加を示すものではあり

おとなしすぎる子どもの心の中は?選択性緘黙症の世界

要約 選択性(場面)緘黙とは?選択性緘黙症は、特定の状況で話すことができない小児期の不安…

【切り替え1】なんで次の活動に切り替えられないの? 理論編

人間は環境の変化を嫌うもの人間は習慣の生き物です。 子供であろうが、障害があろうがなかろ…

舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)の理解と矯正方法

お子さんが頻繁に舌を出しているのに気づいたりすることはありませんか?一見無害に見えるこの…

なんでも口に入れる子ども

なぜ赤ちゃんは、なんでも口に入れるの? 赤ちゃんが何でも口に入れるのは、世界を探索するた…

遊びが子供の学校での成功を助ける!5つの方法

私はこのブログで、子どもにとっての遊びの重要性を繰り返し強調してきました。 今回も「子ど…

脳を刺激する!感覚遊び

「遊んでばっかり」と聞くとどこか否定的に聞こえますが、子供の遊びは、単なる娯楽にとどまら…

ABAで解説:ポジティブな子育ては、子供の可能性を最大限に引き出すことができる

子供の可能性を最大限に引き出すためには、ポジティブな子育てが不可欠です。 でも「ポジティブな子育て」と聞くと、どんな子育てを思い浮かべますか? そもそも「ポジティブ」ってなんでしょう? 日本語のポジティブの意味「ポジティブ」は英語の「Positive」をそのままカタカナにしたものですが、すでに日本語の形容詞のように、一般的に使われています。前向きで明るい、楽観的な考え方や性格、態度を表すときに使われます。 最近では「ポジティブ思考」「ポジティブになる」と言うように、「ネ