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マイルド活動家の私

CLS高知(コミュニティリーダーズサミットin Kochi)に参加する時は、私はマイルド活動家とサバイバーを名乗り、私の名刺にもマイルド活動家と書かれている。

CLS高知に参加すると、マイルド活動家と呼ばれる人達はたくさんいる。

さてマイルド活動家って何?

マイルド活動家とは?


実際にこのマイルド活動家というネーミングを使ったのは2023年CLS高知戻り鰹編LT(Lightning Talks)をする機会をいただき、プロフィールを作成する課程で「所属は?」となり、私は幼児講師や英語講師を職としていて午前と午後で勤め先も違う。一箇所に絞れないという事もあり「マイルド活動家」でとお願いをした。

そしてマイルド活動家の提唱者はCLS高知の発起人である小島英揮さん、なんだかそれを名乗れるのは嬉しい。

マイルド活動家を名乗るのだから、その意味を知る必要がある。マイルド活動家が何かをよく分かっていなかった私は小島さんやCLS高知の運営の方に会った時には
「あの…マイルド活動家ってどういう意味ですか?」とよく聞いていた。

2024年7月13日にCLS三島らへんに参加し、オープニングパネルディスカッションCLSビフォーアフター#きっかけはCLSで、三島市移住アンバサダー大橋衛さんと一般社団法人CLS高知理事の藤田一洋さんとJTC変人会コミュニティマネージャーの中西真生子さんと登壇させていただいた。

当たり前だが、#1CLS三島らへんでもマイルド活動家というネーミングをまだ知らない方は多く、私自身もより詳しく知りたいと思い、CLS三島らへんの運営にも携わりCLS高知でもコアメンバーで私にnote書く事を提案してくれた大橋衛さんにマイルド活動家について再度質問をしてみた。

オープニングパネルディスカッションでご一緒したみなさんとコミュニティマーケティング推進協会代表理事の小島英揮さんとCLS三島らへん運営委員長の川村結里子さん
CLS三島らへんで配られたパンフレット!
嬉しくて大切に保管しています。

マイルド活動家

活動家とまではいかない範囲での活動家。
積極的に地域貢献活動に参加してはいないが、自らの活動を通じて間接的にでも地元に何らかの貢献が出来ればいいと思っている。それこそマイルドな活動を是としている人。

大橋さんの言葉をまとめると…


大橋さんに教えていただいたことは

CLS幹部にいるような人や運営コアメンバーはマイルド活動家ではく、ハードコアメンバー。
ハードコアメンバーだけがその地域にいても、地域活性化は成功しない。

そして、マイルド活動家は、新たなマイルド活動家を増やすというよりも、自らの活動を通じて知り得た面白い人を、ハードコア活動家に繋いでいく役割もあるとも。

そして、ハードコア活動家は、マイルド活動家予備軍を発掘し、火をつけていくのが役割。

小島さんが例えに使う『焚き火』を例に取ると

ハードコア活動家は、種火/着火剤=自燃性の人

マイルド活動家は、薪=他燃性の人

その他多くのひとは、枝木=不燃性の人

種火と薪で種火を作り、そこに枝木を入れて、炎に変えるとのこと。

そう知っていくと小島さんが#1CLS三島らへんで登壇した際に使われていたスライドがより理解できた。


マイルド活動家ってめちゃくちゃ重要?


大橋さんの言葉を理解して、CLSのイベントを再度考えみると、マイルド活動家のポジションってめちゃくちゃ重要じゃないですか?

振り返ると、まだCLS高知に参加経験がない人に「こんなイベントだよ、こんな人がいるよ」と話すと、普段会えない人に会ってみたいという好奇心旺盛の人と、運営してる人とかすごい肩書きがある人が煌びやかで自分達にとって遠いから怖いと言われる事がある。

そんな人達からするとすぐ身近にいる私=マイルド活動家には親しみがもてるようなのだ。


CLS高知に初参加して、私がそこでアドバイスを受けアウトプットを始めて、その変化を目の当たりにした私の友人はアウトプットの重要性を理解し、instagramを毎日投稿しだす人や、私の職場でも積極的に上司が発信をし始め、教室の生徒数がぐんと伸びたり、身近なマイルド活動家に影響を受け私達もできるかもとなったのは確かだ。


実体験がある私が同じ情熱量のマイルド活動家に会い「人生が180度変わったよ」と言うと、彼らはCLS高知に行ってみたいとなったのも事実だ。


近くにいるマイルド活動家の活躍により、CLS高知にも親しみが持て、自分達も何かできるかもと可能性を感じ、行動する。
結果、地域活性化に繋がっていく。

マイルド活動家だけではない私


マイルド活動家という曖昧さが、すごく人を惹きつけるのも事実である。

名刺を渡した時にまず初めに「マイルド活動家ってなんですか?」と聞かれる。
私の本職である教育関係の仕事や以前勤めていた文化施設での経験や人の繋がりがマイルド活動家という私に何重にも色をつけてくれ、鮮やかに活動に幅を持たせてくれる。

これは自分が作りたいサポートネットワークにも過去のさまざまな経験が活かせ、マイルド活動家というネーミングを持って束ねることで、どの色もきつく装飾されない良さがある。

同僚の梅ちゃんが愛ちゃんってこんな感じと作成してくれた。


マイルド活動家としての苦悩


CLS高知に初参加して、みなさんのお力添えもあり#きっかけはCLS高知で自分の人生が大きく変わったのは確かだ。

まだ形として何もできていない部分があるのに、これからも結果を残さないと認められないのではないか?という不安が出てきた時もあった。

新聞で取り上げられても、私の私生活は自分にしか分からない後遺症がありストレスがかからない環境にと家族とは離れて現在別居をしている。

華やかさと寂しさとの対比。

別居にこれからの活動、双方見たことない景色に足を踏み入れている事への不安とプレッシャー。

決まってそういう時は
「くも膜下出血になっていなかったら、私は今どうしているのだろう?」と考えて落ち込む自分。
病気になる前の自分と決別ができない自分。

私を救ってくれたもの

私のInstagramを見て娘が、私の活動を応援してくれるようになった。
「すごい」と言ってくれるようになった。
母親がある日突然救急車で運ばれるという特異な経験から彼女も自らの人生の変化を受け入れ、生きている。
彼女は将来、平等な社会にこだわり貢献したいと話してくれる。母親の私の経験が彼女の中に生きていくと思うととてつもないパワーが湧く。

マイルド活動家である私の活動が娘にも勇気を与えているという事実。

娘だけではない。私のnoteを読んだ人、ラジオを聴いた人、新聞を読んだ人、Inclusive Hubで書かれた私の記事を読んだ人、すでに知っている人達に私の思いが周知され、説明しなくても
「あいちゃん頑張っているね!」と言ってくれるようになった。それはじわりじわりずっと続く。

また、学生団体のコミュニティで出会った高校生や大学生も応援のメッセージをくれる。

これから彼らの人生にも突然の変化は訪れるかも知れない…その時にこんな大人もいたと思い出してくれたら嬉しい。

コミュニティは近道と小島さんから聞いたことがある。知らぬ間に近道に歩みを進めている感覚だ。

私、1人では到底この景色に辿りつけなかった。
結果じゃない、何度も立ち上がり諦めずに進むことに意味がある。

クヨクヨしている暇はない

人生は何があるか分からない。
何かあった時にその変化を受け入れ、目を逸らさず生きていく。変化を受け入れて生きていく事はその人を強くさせ深みを持たせる。そして人生をおもしろくさせる。

私はそのように生きていくことが目標だ。

さてあなたもマイルド活動家になりませんか?

次回10/26日に開催されるCLS高知の前にCMC_Meetup高知 vol.6が9/14(土)に開催されます。改めてコミュニティマーケティングについて学びたい方、自分のやりたい事を行動によって進めたい方におすすめです。

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