『天国はまだ遠く』

瀬尾まいこさんの作品。


仕事や人間関係に嫌気が差した主人公・山田千鶴は自殺をするために日本海へと向かう。山奥にある怪しげな民宿で睡眠薬を飲んで自殺を試みるが、失敗してしまう。

千鶴は民宿の主人・田村との交流によって心を回復させていく。



一泊1000円という良心的な値段で泊めさせてくれた田村。

私が印象に残っている田村の言葉である。

「そうさ。元気なやつが、元気だから安心してなんて、突然言い出したりしないよ」




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