「生きる」

1952年公開の映画。監督は黒澤明、主演は志村喬である。

胃がんになった市役所職員の渡辺は、市役所を無断欠勤して夜の街で遊ぶ。

ある日、渡辺は市役所を辞めて部下の小田切と会って、「自分にも何かできることがある」と感じ、公園づくりに尽力する。


渡辺が亡くなってからのシーンが50分ほどあった。

冒頭で住民の陳情がさまざまな部署にたらい回しにされるシーンと、渡辺がブランコを漕ぎながら歌を歌うシーンが印象に残っている。

「胃癌というのは死刑宣告と一緒ですからなあ」というセリフを聞いて、胃がんについて調べてみた。今では早期の胃がんであれば、90%以上が完治可能であるらしい。


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