『ウズタマ』


額賀澪さんの作品。

25年前に起こったとある傷害致死事件。その事件の被害者は自分の母。加害者は、18歳の少年だった。

女性は、母になるとこんな顔になるのか。
魔が差してしまうことは誰にだってある。それを責めるのは簡単だけど、自分の心に魔が差すことを、そのとき自分がどうなるのかを、その人は考えていない。あっという間に自分が当事者になり得ることを。


「世の中には知らない方がいいこともある」というが、知っておいた方がいいこともある。

血のつながりは関係ない。

そう思わせてくれた作品だ。

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