『君が夏を走らせる』

瀬尾まいこさんの作品。

『あと少し、もう少し』の大田君に焦点が当てられている。


不良高校生の太田は、ある日先輩から「自分の子どもをアルバイトで預かってほしい」と頼まれる。

太田は先輩の子どもである鈴香といっしょに過ごすようになる。


私自身子育ての経験が無いため、「子どもをもつことはこんなにも大変なのだ」と感じた。

世の中の子育てしている方々に対して、頭が下がる思いだ。

同時に、自分の両親に対して改めて感謝の気持ちを抱いた。

私は覚えていないけれど、たくさん迷惑をかけていたのだなと。



面識のないやつに文句を付け、腹も立たないのに怒る。いい人間になるのも難しいけど、いちいち悪態吐くのも同じくらい面倒だ。
でも、全力でこっちを向いてくれる時期って、本当短いよね
なるほど。小さい子どもは、一ヶ月単位で年を言うんだな。まだこの世に出てきたばかりの子どもにとって、一ヶ月は大きいようだ。
がんばってか。すでに努力している相手に失礼な言葉だとか、プレッシャーを与える言葉だとか、小難しいことを言うやつもいる。でも、シンプルでいい言葉だ。「がんばって」そう言葉をかけてくれる人間がいるだけで、自分も捨てたものじゃないと思える。

↑ 私も「がんばって」という言葉が好きである。

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