『ありがとうさようなら』
瀬尾まいこさんの作品。
小説かと思いきやエッセイだった。
瀬尾さんが中学校の先生だったころのエピソードが数多く収録されている。
瀬尾さんの授業はどんなものだったのかとても気になる。
瀬尾さんの教え子がとてもうらやましい限りだ。
瀬尾さんがマラソン大会に参加する話が個人的に好きである。
「ありがとうさようなら」
なんていい言葉なんだろう。
大人になると、逃げ道がいっぱいあって、すぐどうにかしようって考えてしまう。小さいことだけど、すごくずるい。
中学生は想像以上にたくましい。不器用だったり、へたくそだったりするけど、生きる力を教えてやろうとする私たちの何倍も生きていく力がある。
思春期の中学生と一緒に過ごすのは煩わしいことも多いけど、思春期ならではの微妙なかわいさもあってやっぱり楽しい。
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