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【シナリオ感想】Get Set, Go! 〜キヴォトス晄輪大祭〜

 シナリオの流れはおさらいしません。
 何故なら全人類が読了していると思うので。
 言いたいことだけを垂れ流しですわよ。
 よろしくて? オーホホホホッ。
 絆エピのネタバレもありますのよ。
 ごめんあそばせ。

①まず初めに言いたいこと

 私は2.5周年からプレイを始めたが、何を隠そうブルアカをプレイしようと思ったきっかけの一つがこのイベントだった(あとルミ会長の狂った最高のビジュアルとハイレグシスター)。

 ────何故なら。

 ハスミはデッカイ。主語がね。

※ブルアカは健全なコンテンツです


 ユウカは太ッい。研究への精神がね。

※ブルアカは健全なコンテンツです


 ハルナはなッがい。脚がね。

※だから健全コンテンツだって


 こんなん提示されたら、もう、ネ。
 たはは……(ブルアカインストール)。
 イヤァーーーーー!?(マンスリー全買い)
 やるしかないわけ。

 加えてシナリオも高品質ときた。
 もうやらない理由がない。

 やっぱブルアカって凄えよ。キャラのビジュアル公開して、やれ(ドン!)するだけでユーザがバンバン増えていくんだから。私もそのうちの一人なんだから。それでメインシナリオ読んだら、いつの間にか抜け出せなくなってるんだから。毎月マンスリー買うくらいハマってるんだから。たはは。

②浦和ハナコの淫語宣誓

 開幕から浦和さんの淫語で始まり、「ついて来れるか?」と初見のユーザを突き放す勢いでシナリオが開始。この時点で振り切れてる。本当に好き放題やってんな。と、思うかもしれないが、実はこれ一ミリもおふざけじゃない。

 キャラクターをキャラたらしめるためには、登場人物のデザイン担当とライター陣との綿密な擦り合わせが必要になる。少しでも矛盾した言動が見られれば、目の肥えたユーザはコンテンツ自体に疑念を抱きかねない。そういった綱渡りの運営を続けなければならない昨今のソーシャルゲームにおいて、浦和ハナコの言動は間違いなく正解だった。翻せば、この狂った言動がなければ浦和ハナコではないとも言える。

 というか、ハッキリ言って、私たちは(皆さん巻き込んで悪いですが)浦和ハナコのぶっ飛んだ言動に期待さえしている。

 シナリオの引きも良い。いきなり淫語宣誓なんて提示されたら、続きが気になって読んじゃうわけ。

 加えて言えば。

 浦和ハナコはティーパーティーに選抜されるくらい有能であるという経歴がある。だから様々な学園が一堂に介す開会式の宣誓に抜擢されたのも違和感がない。

 トリニティの品位を貶めかねない言動も、本心では心底トリニティの連中に嫌気がさしているという背景があるので、ちょっとした嫌がらせをしたように見えなくもない。

 といったことも考察できて楽しい。

 一見狂ったシーンだが、実はキャラの背景を巧みに使ったプロローグであるわけだ。ブルアカはこういうところが本当に上手。好きになっちゃういそうだ。CHU♡。

 ところでどうしてハナコをフルネームで呼んでいるのかって?

 それがオタクなんだ。我慢してくれ。

③脳を破壊する生塩ノア

 これも書いておかないと気が済まない。

 え────可愛すぎ?

 晄輪大祭前日譚にて語られているが、大祭準備のためにノアは身を粉にして働いていた。二年に一度の大祭がミレニアム主催ということもあり、彼女なりに開催当日を楽しみにしていたことが前日譚から窺える。

 しかし、ノアはそういった喜怒哀楽をあまり表には出さない。

 にも関わらず、突然の「ブ〜!」である。

 この一言だけで、ノアも自分なりに大祭を楽しんでいるのだな、と察することができるのだから凄い。

 というか「ブ〜!」とか言うんだノア。普段かたい物言いをする女が、時たま見せる等身大の側面に弱いんだ、私は。

 たはは。ノア、見て。私の脳みそ。
(額の糸を抜糸して頭部を開ける)
 もう粉々だよ。
 どうしてくれんの、これ。

④キヴォトス服装チェック

 奇抜な格好をするキヴォトス住民の中でも、かなり特異な服装の女、甘雨アコ。

 彼女の服装についての言及があったことも強く印象に残っている。

「そういうあなたこそ、他人の服装を指摘できる立場ですか?」

 いや、ハスミ。言葉が強過ぎるでしょ。ほぼ直球に「お前の普段着の方がおかしいぞ」と言ってるようなもんだからね。

 それと同時に────安心した。

 やっぱアコの服装っておかしかったんだ。
 やっぱハスミの服装っておかしかったんだ。
 やっぱツバキの服装おかしいよな?
 私たちの認識はおかしくなかったんだ。

 と。認識の擦り合わせができて安心したよ。

⑤Other Side Storiesとの組み合わせ

 復刻販売された「Other Side Stories」では作中にて描写しきれなかった生徒のあれこれを描いてくれている。

 ジュンコの葛藤。SRTの暗躍。ヒナ委員長の休息。それらを矛盾なくメインシナリオと連携させているのだから、ライター陣の構築力には息を巻く。

 多分、全人類が購入済みだと思うが、もし万が一にも買っていなかったら、また復刻販売された時でいいからダウンロードしてほしい。晄輪大祭のシナリオは「Other Side Stories」とセットでようやく完成する。

 因みに、落としたジュンコの財布は227号の二人が拾ってくれている。金銭まわりで苦難している彼女らが財布を拾うなんてところもらしくて良い。ブルアカって、そういうところまで本当に細かい。好きになりそう。CHU♡。

⑥インフルエンサー ハルナ

 まずはこれを見てほしい。

 ハルナって飯が不味かったら店を爆破したり、そもそも活動内容が不明瞭だったりで、ふだん何している人なんだ? という印象がどうしても拭えなかった。が、上記の細かいテキストだけで何となくそれを察することができたのが個人的に嬉しかった。何故なら私は狂ったハルナオタクなので。

 アイス屋の近くでハルナが観測されたというだけで売上に貢献していることから、彼女は自覚無自覚はともかく、インフルエンサーみたいなことをしているのではないか、と推察することができる。

 とはいえ、おそらく彼女はインフルエンサー的な活動は主としていない。活動の一環で美食情報の拡散をしてはいる。が、それはただ色んな人に美食を知ってもらうための啓蒙活動でしかなく、副次的にインフルエンサー的な需要が生まれている、といったところだろう(早口)。

 まだ知らないハルナの側面が知れて、私は嬉しいよ。ハッキリは描写しないが、ちゃんと推察できる要素を散りばめてくれるその手練。惚れ惚れする。

⑦早瀬ユウカとかいう強者

 ユウカの絆エピ貼ってもいい?
 いいよ。
 ありがとう。

 なあ……卑しいが過ぎるよ。
 卑しいが過ぎて、短編一本書いちゃったよ。

 部屋の主が不在の中、「私がいないとダメなんだから」とか言ってみたり、写真くらいならいくらでも送るとかストレートな好意を伝えてみたり。

 なんだコイツ、先生の彼女か? と錯覚してしまうほど彼女面するユウカが、結局いちばん強者なんだと再認識させられる絆エピだった。写真にハートマークだけ追加するところも大胆なんだが奥手なんだか。もう先生と付き合ってくれ。私はその光景を遠くで見てるから。

 生徒と関係を持つのは倫理的にどうなのかだって? フゥーーッ(でかい溜息)。

 キリノ、“アレ”頼める?

「は、はい! 先生と恋慕の関係になろうがキヴォトスでは犯罪になりません!」

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