減税派と自由民権運動について考えてみる

①減税派と自由民権運動の繋がり



減税派と自由民権運動にどんな繋がりがあるか考察していきます。

自由民権運動の目標で減税派も強く共感しそうな部分がこちらです。
1.国会の開設、つまり国民の政治参加の実現
2.地方自治の確立、つまり中央集権・官僚統制の否定
3.地租の軽減、つまり減税


自由民権運動史への招待

自由民権運動史への招待から。

同じ減税を目標とする自由民権運動は我々はとても参考になると思います。


自由民権運動と令和と似ている部分。
☆自由民権運動
地租改正。徴税ルールの変更。
住民にとって配慮がない、厳しくなるような変更があり、加えて災害が重なる所もあった。
☆令和
増税、さらなる増税。令和6年には国民負担率50パーセントになるとも。
補助金は既得権益者に流れ、庶民にはただただ増税。

☆自由民権運動
身売り、欠食児童、野盗化に繋がることもあったかもしれません。彼らはきっとそれらに心を痛めたのかと想像します。
☆令和
大久保公園で立ちんぼが溢れ、トー横で浮浪少年少女が溢れ、裏バイトが溢れる。


自由民権運動は我々民衆の歴史である。
普通、歴史は偉い人が出て来て、いろいろな事、起こった事が書かれている。
それは大事な事だろうが、我々から離れており、親近感に乏しい。
しかし自由民権運動の主役は、我々と同じ民衆だ。
民衆が、政治に思い、訴えかけ、行動をしたものだ。
とても身近に感じる。
彼らの目標の一つに地租の改正、減税がある。
やはり、民衆が主張する、目標は令和でも、明治でも同じ部分が出てくるのかもしれない。
その時代も、重い税に苦しめられ、苦しめられた民がいて、周りの民の苦しみを憂いた当時の我々が、障害が予想されながらも、それでもと決心をし、行動を起こし、苦難を乗り越え、減税を勝ち取った。
その歴史は我々と同じ、民衆の歴史だ。
当時は我々以上に政治的な事をするにしても、障害があった、だが、減税を達成したのだ。
彼らに出来たのであれば、きっと我々にも出来るだろう。
彼らの、減税に対する思いは、ほぼほぼ途切れてしまった、それがとめどなく上がる、国民負担率に表れている。
さまざま対価を払って彼らが勝ち取ったモノ、我々は受け継いだものをこのまま棄損していってはいけない。申し訳がない。
今こそ令和の大減税を。
我々と、彼らは同じ民衆なのだから。
我々は自由民権運動の流れを汲むものなのだから。

②減税派が自由民権運動を神話とすべき理由



減税派が自由民権運動を神話とすべきと考えてます。調べるだけではなく、減税派に取って重要なものとして、繰り返し語り継ぐべきかなと。

お金の事だけでは、どうしても自らの考えが最善だと凝り固まって進んでしまう。(自前主義バイアス)
歴史との繋がり、神話との繋がりを無意識下で持っている事が、我々が最終的には散らばらず、最終的には全ての増税に反対でまとまれる事に繋がる。

お金の事だけで行くと、仮にお金の自分に関しての問題がまったくなくなってしまったら情熱も風化してしまうかもと思う。
歴史を感じ、歴史に繋がり、歴史を繋げる思いは解決するものではないので、いつまでも、続ける事が出来るように思う。

・自由民権運動の偉人を推し方していこう。

③どうやって減税派と自由民権運動を繋げ、神話としていくか



方法を考察していきます。

親近感を持つと同じ集団、仲間だと認識する。
仲間だと認識すると、彼らがやった事を繋げたい、無駄にしたくないと言う勿体無い意識が湧く。(埋没費用)
同カテゴリーで活躍したモノだと、尊敬や憧れを持ちやすくなる。
彼らの事を詳しく知ることによって、
「決意した動機」
「思いとどまらせるモノ」「障害」
「それでも行った理由」「師との出会い」
などを知る事によって、尊敬の念が深まる。もしくは自分らは似ていると感じる。
似ていると感じれば自分達にも出来るんだと、自己効力感が湧いてくる。

具体的にやる事
上記の事を意識しつつ
1.共通点を調べる。(あれが好き、これが嫌い。やらかしエピソード。誰かに引っ掛かるかもの所属。)
2.英雄的エピソードを調べる。
3.これらを調べて話し合い、過去に思いを馳せる。
4.1.2について我々に当てはめるとどんな事と近いのか考える。
5.これらを定期的に繰り返し行う。単純接触回数を増やす事もシンプルだが必要な事かなと。偉人たちの名前と顔が一致するようになる事も。

偉人一人一人がまとめられているブログです。

●ウサインボルトは尊敬出来なくても、天春文衛は尊敬出来る。
自分から離れ過ぎてる者は親近感を感じる事が出来ず、共感出来ず、同じ集団とも感じられない。もし私が陸上の選手ならばウサインボルトの事を尊敬するかもしれないが、まったく関係ないので、なんの心の動きもない。
大谷翔平はまだ同じ日本人という事で、そういう感情に疎い私でも若干は感じる事が出来る。
逆に人となりが分かっており、私が好きな格ゲーで活躍してる人で、長い時間をかけて、ウォッチして来たウメハラなんかは結構尊敬?凄いなと思っている。
それと同じで自由民権運動に関わった人たちも、同じカテゴリーに入れれ、彼らの人となりや、心の動きを知る事が出来れば彼らを尊敬する事が出来ると考えている。


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