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ウェルカムの気持ちをもっと多くの人に届けたい!

文化庁による「障害者による文化芸術活動の推進に関する実態把握事業(令和3年度)」を読んでみると、「社会が障がい者の文化芸術活動への「鑑賞」「参加」「発表」をウェルカムできていない」ということがわかります。

もっと鑑賞がしたいと思っている障がい者が多くいる一方で、劇場・音楽堂等が鑑賞事業を提供できているかというと、できていない事実があります(もちろん取り組まれているところもあります)。特に見えない・聞こえない・移動できないというバリアによって観劇を諦めている方は多くいるはずです。

私たちコモンビートも、今まで20年間で約160回ミュージカル「A COMMON BEAT」を上演してきましたが、観劇サポートをつけたことはありませんでした。観客の中には、今までにも障がいがある方はいたと思いますが、ウェルカムできていたかというと、そうではなかったと思います。単純にもっとできることがあるはずだと思いました。

なので、この多様化が加速する時代に20周年を迎えたコモンビートが、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するべく、あらゆるひとにミュージカルを届けたいと立ち上げたのが「Musical For All」です。観劇サポートを整えて、鑑賞における多様性の幅を広げて、みんなで一緒にミュージカルを楽しんでもらいたいなと思っています。そんなウェルカムの気持ちを届けたいなと思ってます。

観劇サポート(音声ガイド・字幕)があることで、「それがあるなら観に行ってみよう!」と思えるようになる人たちがいます。

多様性や違いがテーマの作品を、多様な人たちがつくり、多様な人たちが観る。その幅が広がりながら、ダイバーシティ&インクルージョンが推進されていく。文化・芸術によってその輪が自然と広がっていくようなそんな取り組みにしていきたいなと思ってます。

ちなみに劇場・音楽堂等側ではなく、貸し館利用するコモンビートが観劇サポートの取り組みをすることも面白いことだなと思っています。こういう取り組みが市民ミュージカルの文脈でも広がっていくといいなと思っています。どんどん情報発信していかねば。

ということで、ぜひクラウドファンディングを応援してください!

3,000円からお申込みいただけます!!応援よろしくお願いします!

※図はクラファンサイトより。文化庁による「障害者による文化芸術活動の推進に関する実態把握事業(令和3年度)」に基づいて作成。

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは豊かな人生をおくるための「勉強代」として使わせていただきますー!