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予想外のOPECプラスの増産決定がもたらす悪影響 原油価格は再び急落か、さらに深刻化するサウジアラビアの財政難_ 掲載日:2021-04-17
○資料リンク:https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/250.html ○記事サマリー ・米WTI原油先物価格は再び1バレル=60ドル割れとなっている。背景に、①OPECの減産規模縮小、②実需給のネガティブ要因(イラン・米国供給増加、印・中の需要減少)が挙げられる。 ・原油価格の下支えをしてきたOPECプラスの減産の効果が弱まれば、原油価格が再び急落するリスクが生ずる。伴い、深刻な財政難に