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世界情勢を知るには、1000円で10個の投資信託を買って「ミニ世界」を持とう

こんにちは。
この記事を開いたということは、多少なりとも世界情勢または投資に興味があるのかと思います。政府も積極的に投資を勧めていますし、新NISAも始まって注目が高まっています。

今回、世界情勢を知るには「ミニ世界」を作ってみると面白いよという話をします。

ミニ世界?何それ?

と思ったかもしれません。それで正しいです。特に正式名称があるわけでもなく、私が勝手に呼んでいるだけなので。

ミニ世界とは、世界各国の投資信託を少しずつ持つことを勝手に呼んでいます。

私は約20か国の投資信託を100円ずつ持っています。約2,000円分です。皆様は先ず、主要な10か国程度を持てば良いでしょう。たった1,000円です。

世界各国の投資信託を持ってどんな良いことがあるのでしょうか?
これはズバリ、世界情勢に敏感になることができます。

世界情勢は常に動いています。日々様々なニュースが流れてきます。しかし、そのほとんどは自分の耳を素通りして過ぎていくのではないでしょうか?

私は、ミニ世界を持つまで世界のニュースが素通りしていました。

しかし、数円でも自分のお金をかけていると、不思議とニュースが私の脳で立ち止まるようになるのです。

例えば、先日世界のGDPランキングが発表されたニュースがありました。

今までであれば「日本は何位かな?」「ドイツに抜かれたんだ。なんか日本ってヤバい?」くらいでさほど気にも留めないニュースだったかと思います。

ただここで、ドイツの投資信託を持っていると、不思議に思うのです。

「俺の持っているドイツの投資信託は、確かに上がっているけど日本ほどじゃないぞ?何でだ?」

頭の中でニュースが立ち止まるのです。

たかが100円しかドイツの投資信託は持っていません。それでもニュースが私の前に立ち止まるのです。

すると、調べるようになります。そもそもGDPって何?どうやって算出してるの?

するとこのニュースは、ドル換算でのGDPがドイツに抜かれたという話であることが分かります。

現在、日本は円安なので、ドル換算は不利すぎない?と気づく訳です。

ただ、例え円安だったとしてもGDPランキングでドイツに抜かれるのはヤバいの?ヤバくないの?と更に疑問が湧いてくるわけです。

そして調べるわけです。

さらに、アメリカ、中国、韓国、インド、イギリス、フランスなどと投資信託を持っていれば、各国のGDPランキングも気になるでしょう。

また、調べるわけです。

ここまでくれば、立派な世界情勢アンテナを持つ人となります。

世界のGDPについてここまで考える人は100人いたら1人くらいではないでしょうか?上位1%の社会人に勝手になっています。

たった1000円分の投資信託を持っているだけなのにこのパフォーマンスを発揮するのが「ミニ世界」です。

下手に新聞をとるよりよっぽど世界情勢に敏感になります。
(新聞を読む人はニュースがひっかかるようになります。)

ニュースがどこか他人事から自分事に変わるのです。

如何でしょう?「ミニ世界」作ってみたくなりませんか?

ちなみに、同じことをしている人がいないのかと検索するとやはりしている人がいました。私だけじゃなかった!

マネックスグループCEO松本大さんが同じことを提案しているみたいです。

こちらは5000円で50種類の投資信託を買うと「世界の箱庭」を作れると考えているようです。私の個人的な意見では、最初は10個くらいで良いかと思います。(50個持っていても見きれなくてわけわかんなくなりそう)

ただ、後々は私も数を増やしたいなと思っています。違う分野の投資信託を持ちたいですしね。

以上、世界情勢を知るには、1000円で10個の投資信託を買って「ミニ世界」を持とうでした。参考になれば幸いです。

てか、「ミニ世界」より「世界の箱庭」の方が名前かっこいいじゃん…。
ネーミングセンス負けしてるやないかい!!!

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