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【AfterEffects】テキストの背景を追従させるストーカー御作法 壱の型

今日は意中の子を射止めるストーカーの御作法を解説します

スクリーンショット 2020-12-17 15.03.53

文字を変えたら後ろの黒い四角が文字に合わせてリサイズしてくれるというやつです。意中の子が行くところ行くところに出没する方法と同義です

試しに文字を変えてみます

スクリーンショット 2020-12-17 15.07.18

こんな感じでストーキングします、仕事の納期がヤバイですnote書いてる場合じゃないです

①背景となるシェイプを追加

スクリーンショット 2020-12-17 15.09.40

形も適当で大丈夫です、わかりやすいようにシェイプに名前をつけましょう

スクリーンショット 2020-12-17 15.10.06


②長方形パスの「サイズ」にエクスプレッションを追加

[ストーカー]レイヤー→[コンテンツ]→[長方形1]→[長方形パス1]→[サイズ]に以下のエクスプレッションを追加しましょう

s=thisComp.layer("text");

w=s.sourceRectAtTime().width;
h=s.sourceRectAtTime().height;

[w,h];


するとこうなります

スクリーンショット 2020-12-17 15.15.40

ストーカーの大きさがテキストと全く同じになりました
これは[text]レイヤーの縦と横の大きさを取得してサイズに適用するという意味のエクスプレッションです

次は位置を調整します

③長方形パスの「位置」を調整

これはもう普通に手動で調整してくださいwwwww

スクリーンショット 2020-12-17 15.22.48

こんな感じだね

ほんとは調べたりすると位置にもエクスプレッションを追加するんだけど結局それもちょっとずれるから手動で位置を調整する必要があって「じゃあ意味ないやんwwwwww」って個人的に思うのでここは手動でやっちゃう

一応、その位置のエクスプレッションは以下

[ストーカー]レイヤー→[コンテンツ]→[長方形1]→[長方形パス1]→[位置]に以下のエクスプレッションを追加
s=thisComp.layer("text");

w=s.sourceRectAtTime().width/2;
h=s.sourceRectAtTime().height/2;
l=s.sourceRectAtTime().left;
t=s.sourceRectAtTime().top;

[l+w,t+h];

これをやってもズレちゃうのはテキストレイヤー特有のわけがあるんだけどストーカー御作法に関係ないので割愛します


④親子づけをする

テキストの位置を動かしても背景がついてくるように親子づけをします
これがストーカーの真骨頂ですね

スクリーンショット 2020-12-17 15.22.48

画像にある付け合わせのナルト(ピックウイップって名前らしい)を[text]レイヤーに向かってドラッグ&ドロップします

スクリーンショット 2020-12-17 15.27.10

こんな感じの動作ね

スクリーンショット 2020-12-17 15.30.41

そしたらこんな感じで親とリンクのところが[text]って名前になる
これをやると親にしたレイヤーのプロパティを変えたら、それにリンクして子レイヤーも変化するよってやつ

試しにtextのスケール、位置、回転のプロパティを動かした結果はこうなる

スクリーンショット 2020-12-17 15.36.25

うん、素晴らしくストーキングできてますね
そして文字を変えても、問題なしです

スクリーンショット 2020-12-17 15.36.37

完璧だ

⑤四角形の大きさを調整

あとは四角形とテキストがサイズ通りきっちり揃いすぎてるので余裕を持たせます

[ストーカー]レイヤーの[追加]から[パスのオフセットを追加]を選択

スクリーンショット 2020-12-17 15.38.59

あとは適宜いい感じにプロパティいじってくれ

スクリーンショット 2020-12-17 15.39.12

いい感じにストーカーにも余裕が。


まとめ

ストーカーは犯罪です


追記:この記事投稿したら

スクリーンショット 2020-12-17 15.42.41

なんでだよwwwwwwwwwwwwwww

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