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Google I/Oで発表されたGeminiは、すごい! けど・・・・(^^;

udemyで、アート思考を教えておられる有名な柴田雄一郎先生と対談させていただきました。NFTから生成AI、メタバース、そして、これから5年、10年で何が起きるのか?というテーマで話をしました。めちゃくちゃ、楽しかった!!

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さて、OpenAIが、強烈なデモをしてみせた24時間後に、今度は、Google I/Oのカンファレンスが行われました。

直前に、強烈なGPT-4oが発表されたことで、Googleがどう出るのか?ワクワクしながら、2番連続で、深夜2時から視聴していたのですが・・・・

結論から言えば、強烈なデモをやって、即、リリースして使えるようにしたOpenAIがうまいなぁってところですね。

ただ、一方で、それは、ベンチャーだからこそできることであって、Googleの規模になってくると、さらに、そこから広い視野でトータルとしての社会インフラのように考えて開発しつづける規模の差を見せつけられた気がしました。

それぞれ、人によって受け取り方は異なるでしょうが、ベンチャーと巨大企業とのビジネスの進め方が違うんだなぁって思ったので、そんな話も交えて、この後の開発者向けのGoogle I/Oが始まるまでに書いてみたいと思います(って、だんだん明るくなってきてるのに、まだ起きてるつもりかい!w)

今を見せるOpenAI、少し先の未来を語るGoogle

OpenAIのデモが強烈だったこともあって、Google I/Oでのデモ動画を見せられても、なんか、さめた目で見てました(^^;

OpenAIは、「今、これができるんだよ! そして、君たちも、今から使えるんだよ!」って見せていました。だから、デモもライブで中継して、その場でスマホを使いなががら、打合せもなしに見せてるかのような臨場感のあるデモでした。

だからこそ、興奮するし、今、これが使えるんだってワクワクしてきます。

しかし、Googleは、ライブでのデモは少なくて、録画されたデモでプレゼンしていました。

スマホのカメラで映しながら、Geminiに質問することができます。リアルタイムで、回答してくれて、さらにそこから会話が成り立つのは、一問一答のGoogleレンズとは決定的に違います。

ただ、これ、今すぐリリースではなく、この秋とか年内とかなんですよね。

元々、ドッグ・イヤーといわれるようなIT業界なので、めちゃくちゃ時間の進み方がはやいのですが、生成AIが出てきてからは、ラット・イヤーもこえて、ミジンコとか、ミドリムシとか、桁違いに時間感覚がバグりますw

3か月後って言われたら、「3年先かぁ・・・」みたいになるし、年内とか言われると、「それって、生きてるうちに使える?」とか思ってしまって、完全に月日の感覚が狂ってますwwwww

なので、googleのデモを見ていると、リアリティが薄れちゃいます(ええ、私の感覚がおかしいってのは認めますw)。

Googleだからこそ、ビックテックだからこそのインフラとしてのAI構想

下記の動画の1時間52分ぐらいから、ピチャイさんが話している内容は、ビックテックならではの話です。

AIを使うということは、桁違いに大量のデータを扱い、とんでもない速度でコンピュータが処理しています。そして、それを世界中のユーザが爆速で利用していて、世界を行き来するデータは指数関数的に増えています。

だからこそ、Googleのようなビックテックは、サービスの開発だけでなく、それを支えるチップの開発や、データセンター、そして、海底ケーブルまでも整えようとしています。

インターネットを水道のように考えるとわかりやすいでしょう。情報を水として考えてみて下さい。

そう考えると、OpenAIは、「このシャワーヘッドは、汚れをきれいに落とせますよ! シャンプーなしでも、つやつやの髪が維持できます!」って発表してるような感じですw

「ほら、これまではなかった、シャワーの切替スイッチもついていて、3段階でソフトなシャワーから、強めまでお好みで!」

とか、言ってそうですwww

しかし、Googleになると、シャワーヘッドだけでなく、髪の毛を乾かすドライヤー、タオル、ユニットバス、湯沸かし器、水道管から浄水場に下水処理場まで、すべての事業展開しているとう状態。

なので、確かに、シャワーヘッドだけを比較すると、OpenAIに見劣りするなぁとか思うかもしれませんが、Googleがインフラを整えてくれないことには、事業が展開しないのです。

OpenAIにとってもGoogleは、ライバルでありながらも、共存(依存? ^^;)関係にあるともいえるのですよね。

あ、そこのあなた! OpenAIは、別のビックテックであるマイクロソフトから巨額な出資をしてもらってるじゃないかって突っ込まない!www

ベンチャーにはベンチャーの、大手企業には大手企業のやりかたがあり、それぞれが切磋琢磨してくれることで、私たちユーザは楽しい未来になるのですよ!!www

ということで、ちょうど、Google I/Oの開発者向けカンファレンスが始まる午前5時半になりました!w


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