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このろくでもない、すばらしき記事体広告の世界へようこそ

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効く記事体広告の書き方について解説します
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2020年12月の記事一覧

第五話:"効く"記事体広告(タイアップ広告)の書き方 ~スタンス編~

さて、いよいよ具体的な書き方の話に入っていきます。まずは基本的な心構えとして、どんなスタンスで記事を制作すべきかというところから。 前回までの記事で、記事体広告(≒タイアップ広告)はあくまで「広告」である。だからその目的である「態度変容」に向けて逆算して書かねばならない。そして、それはこれまでにない新しいブランドの語り口を持ち、読んだ読者が今すぐに買って使ってみたくなるものでなければならないという話をしました。これを踏まえると、まず最初に心がけるべきスタンスはこれです。

第四話:良い記事体広告(タイアップ広告)とは?

前回は、NG例から考える「良い記事体広告」ということで、NG例を列挙していくことで良い記事像をあぶり出していこうという試みだったのですが1例あたりが盛り上がりすぎてしまい、2例しか挙げられず何もあぶり出されないまま終わってしまいました。こういう、ゴールから逆算せずに行き当たりばったりで書いて破綻するというのが一番やっちゃいけないパターンです。あ、これで3例目ですね。もっとある気がしますが、先に進めます。 今回は良い記事体広告(≒タイアップ広告)の条件を挙げていきたいと思いま

第三話:NG例から考える、良い記事体広告(タイアップ広告)とは?

記事体広告(≒タイアップ広告)にはTCC(東京コピーライターズクラブ)のような「文壇」がないため、これが良い記事体広告であるという共通認識がありません。そのため、広告主と代理店、メディアの間でも認識がバラバラというケースも多く、しばしばこれが問題を引き起こす引き金となっています。 よくある食い違いの例として、メディア側は広告主の意図をしっかり汲み取ろうとオリエンシートの内容を漏らさず記事化しているのだけど、広告主側としては「これってオリエンシートそのまんまやん・・・。」とガ

第二話:広告業界のキャリアステップとしての記事広告(タイアップ広告)制作の魅力

具体的な書き方の話に入る前に、記事広告(≒タイアップ広告)の制作業務は広告業界のキャリアステップとしてかなりオイシイぞということをお伝えしたいと思います(既に大手代理店でコピーライターやってますが?というやんごとなき方には当てはまりません)。広告代理店に入った人って、業務範囲が狭まるイメージがあるせいか、実はあまりメディアサイドに移ろうとはしないのですが、実際に入ってみると本人の動きようによっては結構なチャレンジができます。 ※"検索利便性向上"のため、この記事のみ本文内「

【記事体広告の世界】第一話:このろくでもない、すばらしき記事体広告の世界へようこそ

はじめまして、神保と申します。広告屋さんです。新卒から10年超、広告代理店に勤務した後、Webメディアにて記事体広告(≒タイアップ広告)の編集・ライティングに5年間注力し、今日に至ります。いつもはおバカなブログばかり書いているのですが、記憶が鮮明なうちに真面目なことも書いておかなきゃと思い、広告ネタ専用のnoteアカウントも始めることにしました。 覚えているうちに書いておかなきゃと思うことは、Webメディアとのタイアップ広告における、記事体広告のことです。記事メディアを読ん