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アフィリエイトよりもアドセンスが稼ぎやすい理由は? それぞれの特徴・違いを解説

サイト内に設置した広告がクリックされるたびに報酬が発生するGoogleアドセンス、サイト内で紹介した商品やサービスが売れることで報酬が発生するアフィリエイト。

どちらも未経験者が気軽に始めやすい反面、結果が出るまでには数ヶ月の期間が必要です。そこで、一体どちらを選べばいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。

今回はアドセンスとアフィリエイトそれぞれの特徴、メリット・デメリットを紹介します。「アフィリエイトを始めたけど全然稼げない」「ネットで収入を得たいと思いながらも、なかなか行動に移せない」という方は、是非この記事を参考にしてください。

1.アドセンスとアフィリエイトの決定的な違いは?

アフィリエイトとアドセンスは具体的にどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介します。

1-1.アフィリエイトの特徴

アフィリエイトとは、サイト内で紹介した商品やサービスが売れることで紹介料のような形で報酬が支払われる仕組みのことです。数百円から数千円まで商品やサービスごとに報酬が設定されており、用意されているアフィリエイトプログラムの中から自分で商品を選んで掲載することができます。

報酬の高いプログラムを選択したり得意な分野に特化してサイトを構築したりすることで大きく稼ぐことが可能です。その反面、売り上げがなければ1円も報酬が発生しないという厳しさもあります。

1-2.アドセンスの特徴

アドセンスはGoogleが提供するサービスで、広告がクリックされるだけで報酬が発生する仕組みです。どんな広告が表示されるかはこちらで選ぶことはできませんが、コンテンツの内容やユーザーの行動履歴からユーザーが興味を持つであろう広告が自動的に選択されます。

アフィリエイトの報酬が数百円から数千円なのに対して、アドセンスのクリック単価は10~30円とそれほど高くありません。しかし、売り上げに関係なく報酬が入るので、たくさんのアクセスを集めクリック率の高いサイトを構築することで大きく稼ぐことができます。

2.アドセンスよりもアフィリエイトが難しい理由

これまでの内容で、それぞれどのような特徴を持っているかがわかったと思います。その上で私がおすすめするのはアドセンスです。なぜ、アフィリエイトよりアドセンスをおすすめするのか? ここではアフィリエイトで稼ぐことが難しい理由を解説します。

2-1.上位表示できても稼げるとは限らない

アフィリエイトとアドセンス、どちらにしてもアクセスを集めるためにはGoogleの検索エンジンで上位表示されることが必須です。アドセンスであれば記事が上位表示されてアクセスが増えれば、ダイレクトに報酬に反映します。しかし、アフィリエイトの場合、仮に上位表示が実現したとしても商品が売れなければ1円にもならないのです。

2-2.商品力やランディングページに大きく左右される

アフィリエイトは紹介する商品やサービスに力があるかで報酬が大きく変化します。いくらこちらが良い記事を書いて広告に人を誘導しても、商品の購入やサービスの利用に結びつかなければ報酬は発生しません。

本気で稼ぐためには、「本当に良い商品やサービスなのか?」「リンク先のランディングページの成約率はどうなのか?」など、見極めなければいけないポイントが無数にあります。いくらこちらが良いサイトを作っても、アフィリエイトプログラムの選定に失敗すればすべてが無駄になってしまうのです。

2-3.売るための文章力が必要

アフィリエイトで稼ぐためには、売るための文章力が欠かせません。あなたのサイトに訪問したユーザーに対して紹介する商品やサービスの魅力を伝え、『申し込み』という行動を取らせる必要があります。売るための文章については専門書が何冊も出ているほど奥が深く、初心者が簡単に身につけられるものではありません。

2-4.社会的な信頼を失うことも

アフィリエイトサイトの多くは、実際には使ったことのない商品やサービスをあたかも使ってみたかのように紹介しています。そのため、公式サイトなどに書かれていることを言葉を換えて紹介しているだけで広告主にとって都合の良い情報ばかりのものが大半です。

現実世界で自分に紹介料が入るからといって、使ったこともない商品を友人や家族に勧めていたらどうなるでしょうか? 一時期問題となったペニオク騒動では、多くの芸能人がブログで悪質なサービスを紹介し猛烈なバッシングを受けました。安易にアフィリエイトをしていると、あなた自身にもこうしたリスクが起こりえるのです。

2-5.アフィリエイトプログラムが終了することも

アフィリエイトの場合、広告主の都合で突然アフィリエイトプログラムが修了することもあります。特定の商品やサービスでサイトを作っていた場合、その瞬間に1円も稼げないサイトになってしまうこともあるのです。特に、特定の商品に特化してサイトを作っていた場合、すべてが無駄になってしまいます。

3.アドセンスのほうが稼ぎやすいといえる理由

アフィリエイトで稼ぐには乗り越えなくてはならないポイントが多く、世間で言われているほど簡単に稼ぐことができません。

実際、アフィリエイトを始めても1円すら稼げずにやめてしまう人が大半です。それに対して、アドセンスが稼ぎやすい理由を見ていきましょう。

3-1.アクセスさえ集められれば収益化できる

どんなにアクセスを集めても売り上げが発生しなければ報酬ゼロのアフィリエイトに対して、アドセンスでは広告がクリックされさえすれば収益になります。

低く見積もってもアドセンス広告のクリック率は0.1%、適切な設定を実践すれば1〜2%にすることも可能です。アフィリエイトのように、「アクセスはたくさん集まっているのに収益がゼロ」ということがありません。

3-2.読者が興味を持つ広告が自動で出る

アドセンスの場合、コンテンツとの関連性やユーザーが過去に見たサイトなどの情報を元にGoogleが自動的に広告を表示させます。

たとえば、「ゴミの捨て方について調べているユーザーに対して、不用品回収業者の広告を出す」といった形です。ユーザーが探している情報や過去に閲覧したサイトに関連した広告が表示されるため、クリックされる可能性が高くなります。

3-3.売れなくてもクリックだけで報酬が発生する

アフィリエイトでは、サイトに訪れたユーザーが広告先のサイトで商品やサービスの申し込みをして始めて報酬が発生します。

一方、アドセンスの報酬が発生するのは広告がクリックされたタイミングです。サービスの利用や商品購入の有無にかかわらず報酬が発生するため、無理に売り込む必要がありません。

3-4.記事を投稿するほど報酬が増える

多くの場合、アフィリエイトでは、実際に収益を上げることができるのは一部のページのみです。そのため、時間をかけて記事を追加していっても報酬が頭打ちというケースも少なくありません。

一方、アドセンスの場合、記事を投稿し続けページビューが増えていけばそれに比例して報酬も増えていきます。たくさん記事を書けば報酬がアップするので、モチベーションを維持しながら続けられることも大きなポイントです。

まとめ

今回は、アフィリエイトとアドセンスの違い、それぞれのメリット・デメリットなどを紹介しました。商品やサービスの申し込みがなかれば報酬が発生しないアフィリエイトに対して、アドセンスはクリックされただけで報酬が発生するという大きなメリットがあります。

ただし、ただ記事を書けば収益が発生するという甘い気持ちでは、いつまでもアクセスが集まらないこともあるでしょう。どうすればアクセスを集める記事を書くことができるかについては次回以降あらためてお伝えいたします。

少しでも興味を持っていただけた方はぜひフォローをお願いします。

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