鼻づまり
鼻づまりは鼻炎などあるが、ここでいうはなづまりは鼻炎ではなく、鼻水はでないが鼻がつまっているときのこと。
そんなときは、頭が反らせないことが多い。
あからさまに上を向けない人もいるが、そうでなくとも、首と頭の間がつまってしまっていることがある。
天柱、風池がつまるのである。
首ではなく、頭だけを反らす際の天柱、風池にはりをするだけで、鼻が通ることがある。
頭を左右に向けるときにつまることもある。
横に向けるときは、百労穴に反応が出ることもある。どちらも調べてみるとよい。
次はさらに細かい症状で、朝だけ鼻がつまる。なんか、鼻の通りが悪い。風邪を引いた感じもないのに、喉が乾燥する。
これは、顎が影響している可能性がある。
顎の前だけを、口だけを開く動作ばかり増えて、顎が大きく動いてなくて、顎関節に負担がかかり、顎の奥でつまりが生じて、扁桃腺の炎症を助長させている?かも?
そう考えると、顎関節症の人は、鼻の調子も悪いのか?
それはまた今度考える。
ただ、顎は胃経、鼻も胃経、関係はあるはず。
そこで、顎を開くのではなく、顎を下げてみる。顎を広げることで、口を大きく開く。咀嚼筋のリリースが必要になるかもしれないし、分界項線でつまっているかもしれない。
顎を下げ、首をそらす、すると、
完骨につまりを感じる。
ゆるめる。鼻が通りだす。後ろにしか吸えなかった鼻が、上に吸えるようになってきた、気がする。
顎も軽い。
そのまま立つと、百労あたりがつっぱる。
そうか、首がそらせるようになった分、他の部分で屈曲ではないが、立たせる必要性があるのか。
首の反りは常々必要だとは思っていたが、改めて首を反り、その上で顔を立たせるように施術しようと心に誓う。
顎と鼻を意識して、呼吸のしやすいからだになろう。
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