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笑窪の秘密/1000年の孤独と幸せの印


私にはえくぼがある。

ありがたいことに小さい頃から笑顔を褒めてもらえ、えくぼがチャームポイントと言われることも多かった。


自分にとっては見慣れたものだから
″父親譲りの口の両端にある凹み″という程度で
好きでも嫌いでもなかったけど

数年前ある曲がきっかけでイメージが変わった。



中国神話に登場する話。

人は死後、冥土にある河(奈河)に架かる橋、
奈河橋(なかきょう)を渡ることで生まれ変わることができる。

橋を渡るには河のほとりにいる孟婆(もうば)
という老婆の姿をした冥界の神から与えられる
孟婆湯(もうばとう)を飲み
その人生での経験・愛・恨み・情・仇など
記憶のすべてを忘れなければならない。
※別名を″忘情水″という(ぼうじょうすい:情を忘れる水)


しかし中には
愛した人や大切な友人を忘れたくないなど、
様々な理由で飲まないことを望む者もいる。

孟婆(もうば)はその意志を受け入れるが、
その者を待ち受けているのは…
血のように真っ赤でドロドロの冷たい川底で
蛇や邪悪な生き物に身を食いちぎられながらも
1000年をじっと耐える
という試練。

その間、大切な人が何度か冥土を渡る姿を
見ることもあるかもしれないが相手からは
自分の姿は見えない。

そんな孤独と苦しみの中、記憶を失うことなく
1000年を耐えることができた時、
やっと人間に転生して前世で最も愛した人や
忘れたくなかった人を探しに行けるようになる。

孟婆(もうば)は試練を耐えた証として
その者の身体に特別な印として顔のえくぼか
首の後ろの痣、または胸先の痣を付ける。

この話を知った時
私が忘れたくなかった人の察しはすぐについた💡


お互いにえくぼがある恋人や友人なら
2人とも1000年耐える選択をしたということになる。

とてもロマンチックだし
その人は生涯大切にしなければいけない存在🥰

中国以外でも言い伝えは存在していて

【日本】
①「えくぼ」は前世において特に親孝行に関して
徳を積んだ人の生まれ変わりにあり
「この人は前世で特に親を大切にしてきた人ですよ」と神様が印をつけたと言われている。

この親孝行とは
″親を飢えさせずに最期の日までしっかりと見送った″という意味で

神様は、前世で一生懸命働いてお金を稼ぎ
親に貧しい思いをさせず最期の時もしっかりと
あの世に送ってあげた人が生まれ変わる時に
「えくぼ」の印をつける。

生まれ変わった後の人生では食べるものに
一生苦労せず、自分が最期の時を迎えた時には
残された子供たちが応援してくれると言われている。

②神様は可愛い子を見つけると、その可愛さに思わず赤ちゃんの頬を押してしまうので
えくぼは「神様の指の跡」と言われている。


【アメリカ】
①「生まれる前に天使がキスをしてくれた証」
天使が幸せになるようにと願いを込めてキスをした場所がえくぼになる。

②天使が″健康に不安がある″と感じられる子が生まれてくる時、健康になりますようにと
願いを込めてキスをするとえくぼが出来る。

【ヨーロッパ】
天使や神様から選ばれた人にのみ加護を与えた印


どの国の言い伝えもとても素敵で
自分に与えられた印を大切にしようと思った✨️

そして最後を迎える瞬間
また1000年耐えてでも私に生まれ変わって探しに行く!と思える人たちと共に人生を歩みたい🥰  





人相学では「えくぼ」は基本的にモテるらしく
形や位置によっても意味が違ってくるらしい。

芸能人にまっく興味がなくテレビも見ないので
ももクロの百田夏菜子さんのキャッチコピーが

「エクボは恋の落とし穴」

というのを初めて知った🤣

えくぼの種類と意味

◆頬にある
異性にあざとく同性にサバサバと接するので
同性からは嫌われやすい

◆口の横にある
明るく前向きで誰にでも優しい性格
人間関係に恵まれる

◆口角の下にある
異性を見る目がなく不運な恋愛をしやすい

◆ほうれい線に交わる
恋愛運・仕事運・健康運が良く長寿の傾向

◆片えくぼ
恋愛に不器用

◇丸い形に凹む
社交的で協調性が高く人づきあいが上手い

◇縦長に凹む
頑固で自分の意見を押し通そうとしたり
自分の非を認めなかったりすることがある


口角近くとほうれい線上に凹みがあるから
私は全部で4つってことになるのだろうか🤔


「笑う門には福来たる」と言うし
常に口角を上げてえくぼが出ていこうと思う🥰

嫌なことがあったり悲しいことがあった時は
その感情をとことん感じきって完全に消化して
できるだけ多くの時間、happyオーラを発する女性を目指したい✨️

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