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年齢差を感じる時

仕事柄、そして趣味柄、幅広い世代の人と接することが多い。
20代〜80代。
娘より若い世代から親世代まで、という感じだ。

あまり強く年齢差を感じることはないのだけど、
たまに「えっ」となることはある。

それらはごくごく些細なことで、
些細だからこそ意外性があって「えっ」となるのです。

たとえば、
20代男子、万年筆の使い方を知らなかった。
ペン先を横向きにして書こうとしておりました。

30代女子、カセットテープをケースから出せない。
プラスチックのケースがどう開くかが予想できなかったようで、
これはCDも買ってこなかったからかと(CDケースとカセットケース、構造的には同じよね)

あとは固定電話や公衆電話の掛け方がわからないとか、
壁スイッチじゃない照明器具の点灯方法がわからないとか、
かつての日常の道具がすっかり様変わりしてしまったため、扱い方の見当がつかないのですよね。

これを自分に当てはめてみると、
初期の電話機、交換手に繋いで呼び出してもらうようなやつ、トトロでさつきが本家で借りた電話、あれは私にはさっぱりわからない。
20代男子にとっての万年筆や、30代女子にとってのカセットテープは、
私にとっての初期の電話機みたいなものなんだろうな。

さらに私には使えない新しいものや技術もたくさんある。
自撮りは下手だし、画像加工や動画編集も苦手だ。
20代・30代には当たり前のことが、なかなかできない。

もちろん肉体的な面での年齢差も、しっかり感じてます。

自分の運動能力、反射神経は本当に信用できなくなってるので、
自転車は安全第一でゆっくり運転。
信号が点滅したら走るより待つ方を選択。
階段では転倒に巻き込まれないように人混みを避け、手すりを持つ。
とにかく安全第一です。

こういう考えになるなんて、若かりし頃は思いもよらなかった。

日々の中、年齢差と自分の年齢を感じる時って、まぁけっこうあるもんだ。
でも、ネガティブな意味ではなく、年齢はきちんと意識した方がいい。
現状把握と対策と将来への備えが必要だもの。
つまり体と精神の健康状態を把握、老害にならない心がけ、体力維持・増進などの対策、認知症にならないための備えなどをしっかり意識しないとね。

元気に世に憚っていきたいものです。
健康の維持・増進に鍼灸はとても良いですよ。



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