(クトゥルフ)TRPGを飛び込みで2回だけやった大学1年男の所感
こんにちは、GUT1回生の、四季映姫・ヤマザナドゥ推しの actus です。今回が人生初ブログということで、お手柔らかに。
私は「クトゥルフ」とか、「TRPG」という単語を聞いたことはあるものの、結局何なのかは知らない(よくいる)人の内の1人でしたが、11月に2回ほど実際にTRPGをやる機会に恵まれたので、その感想と、私のような初心者に向けて、最低限何を知っていれば良いか、をまとめたいと思います。
【感想】
先に感想を言った方が良いと判断しました。
なぜなら、
TRPGはクソ楽しいからです。
何が楽しいのかは、大きく次の2点でしょう。
・ロールプレイを含む会話
・ファンタジーのクソデカ世界観
【ロールプレイを含む会話】
TRPGでは、自分の作った オリジナルキャラクター になりきって、会話等をしながらクリアを目指します。
もう分かりますよね?
オリキャラは、その性格や話し方がクレイジーであればある程面白いです。参加する全員がそれぞれ作り上げたクレイジーなキャラ同士で無理やりバランスを取りつつ話を進めていく滅茶苦茶さは、私はTRPGで初めて感じた楽しさです。
私の作ったキャラを2つほど例として以下に載せます。(作ったキャラは流用可能ですが、私は2回とも4んでしまったので、また作ることになります……。)
・ファンカルロス (39歳 男)
[キャラ紹介]
メキシコ生まれ。2歳までメキシコで育つが、両親が※※絡みで蒸発し、日本に住む叔父とその妻の家に引き取られる(そのため母語は日本語)。彼らは子供ができなかったので、相当可愛がられて育った。
顔が良い。高校時代はめちゃくちゃ陽キャだった。高卒でエンジニアになる。パソコンにのめり込みオタクになる。20歳で結婚した頃から太り始める。現在は電車の座席2席分ほど。
佐竹マツとは小学校低学年の時、外人いじめを受けていた際に、カウンセリングしてもらっていた。
詳細リンク: https://iachara.com/char/2494329/view
・勘解由小路 太 (27歳 男)
[キャラ紹介]
山口県出身。二浪の末に東京海洋大に入学。現在は同大学院2年生、海洋学者である。
生物の中で最もグロテスクだと感じるのが深海魚であるために、海洋学者を志す。小学校の頃からスプラッター映画ばかりを見て育つ。現在は Hermann Nitsch のオタク。
特徴的な笑顔の作り方をし、常にニタニタ笑っているために目は細くつり上がり、半開きの口からは歯ぐきが覗いて見える。小中高とイジメというイジメは受けなかったが、誰にも相手にされていなかった。まともに人と会話する経験があまりに乏しいため、極度のコミュ障である(言葉が出てこないタイプの(吃音ではない))。
今回島に来た理由は、太の研究室の教授の専門が冷光を発する生物の研究で、そのお使いとしてウミホタルを採集するためである。
詳細リンク: https://iachara.com/char/2535731/view
ファンカルロスになりきっている時は、声を低く太くして、「陽キャ」の話し方、勘解由小路太になりきっている時は、目を細めて「陰キャ」の話し方をするといった感じです。
他のメンバーに会話において相性の良いキャラクターが偶然見つかることが多く、それを発見した時のなんとも言えない楽しさがあります。
【ファンタジーのクソデカ世界観】
これはクトゥルフ限定(?)かもしれないですが、かなり世界観が大きいものが多いです。特に、クトゥルフの神話生物が登場した時の絶望感がとてつもないです。私のやった2回とも、出てきてすぐにストーリーが終了させられるぐらいの、異常な強さを持ちます。
また、TRPGではGM(ゲームマスター)が語りながら進めていくという形式をとりますが、目の前で実際に人が語るファンタジーって、小説や映画では味わえない、身に迫る恐怖があります。神話生物のグロテスクな描写 (神話生物は、このブログの1番上の画像のような見た目をしています) や、「発狂」したメンバーの成れの果てなど、結構ゾクゾクします。
特に、異形の化け物に人間が虫けらのように扱われることが好みの方(←)には、是非おすすめしたいです。
概して、他のコンテンツでは味わえないTRPG限定の面白さは確かにあって、私は非常に好きでした。(やろう!やろうね?)
【最低限の事前知識】
TRPGは、ざっくり、GM(ゲームマスター)1人と、プレイヤー数人で会話しながら、与えられた世界に生じる違和感(そして事件)を解決することを目指すというゲームです。
GMは慣れた方にやってもらうのが普通ですから、今回はプレイヤー目線で、ゲームをやる流れに沿って書かせて頂くことにします。
0. 一緒にやってくれる友達を作る
…… ( ^)o(^ )b
1. キャラを作る
性格や生い立ちは、先程述べたように自分の演じるキャラを作れば良いです。行うシナリオ毎に推奨「技能」や職業があるので、それには準じるようにしましょう。
「技能」というのは、自分の「ステータス」に応じて得られる「技能値」を事前にキャラに振り分けて得られるスキルのようなものです。「ステータス」を決めるには、いあきゃら (https://iachara.com/) などのサイトを使うことをおすすめします(ランダムに決める操作ができる)。
この「技能」は、例えば車や船を運転したり、書類から重要な情報を得るために必要となるものです。
2. キャラになりきって他のキャラと自己紹介する
TRPGを楽しむためには結構大事かもしれないです、会話主体なので、ここである程度自分がどういう役割を果たすか考えましょう。
3. シナリオ通りに進んで、クリアを目指す
最低限の知識は、本当にこれだけで十分だと思います(つまり、キャラを作って会場にいけばもうOK)!が、私が2回やって感じた注意点をいくつか述べて、この記事を終わることとさせて頂きます。
・単独/少人数行動はやめよう、すぐ4にます。
・「発狂」は、神話生物に関するものが望ましいです。 (※シナリオの中でグロテスクなものを見ると、稀に「発狂」して精神に異常をきたします。)
・アルコールとカフェインは控えましょう。
・怪しい場所がダミーであることは、往々にしてあります。
・神話生物には勝てません。すぐ負けて4にます。
・アルコールとカフェインは控えましょう。
・全員でクリアを目指して、会話を楽しみましょう。
それでは!(私の次回担当は12/14になります。)
スペシャルサンクス
私の行ったTRPG回でGMを務めてもらった冥王星さん(Twitter: @splat_surrender)さんに、クソデカ感謝を……。
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