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実在した人物を演じる時に

実在の人物を演じる場合、徹底的に調べ上げる必要があります。

例えば戦国時代とか幕末とか、だれもその人に会ったことがないのでキャラクター作りは自由です。

ただ、有名な人物であればあるほど資料があるし、世間様のイメージもあります。

もちろん、必ずしも一般的なイメージにとらわれたキャラクター作りをする必要はないんですが(演出のほうでそれが求められれば必要)

結局、脚本が一般的なイメージに近いところで書いてある場合が多いのと、その人物について調べていけば自然とそうなるってことが多いと思います。

つまり、架空の人物を演じるときのように、その人物について一から役作りをしていくよりも楽っちゃ楽なんですね。

逆に無理やり一般的なイメージから離れた新しい人物像を構築しようとすると、普通は無理が生じます。

わざとそう書かれている作品もありますが、演じるときに「無理があるな」と思った場合や、

行動原理が腑に落ちない場合は、必ず監督なり演出なりに相談して解決しましょう。

まあこれは実在の人物を演じるときに限ったことではないです。

どうしてもわからない時ってあります。

役作りの段階で考えて、考えて、プライベートでもその人物として行動してみたりして考え続けると、ある時ふとアイデアが降ってくるときもありますけど

そこまでやっても納得のいく答えが見つからない場合は演出部に相談。

ただし

考え倒した上での相談じゃないと、何も考えてないポンコツ俳優だってバレるから気をつけてくださいね。

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