「GOEMON」紀里谷和明監督
とてつもなく凄い作品だった。
何といっても、
2008年とは思えないCGのクオリティ。
どーやって撮影したんだろー、、、、、笑笑
前回の紀里谷監督の作品、
「世界の終わりから」も拝見したんですけど、
世界観が凄いんだよなぁ。
言葉で説明するとしたら、というか、一役者の僕が監督について語れるはずもないんだけど、絞り出すとしたら、、、、、
その世界観を作り出す為に、全てを振り切ってるからその世界そのもの。
その映像美と共に、演者と監督の覚悟が伝わってくるから、面白いし、役者として心にグッとくる。
映画館で観なきゃ!って思わせてくれる監督です。
他の作品も是非観たい☺️
丁度、この「GOEMON」の時代背景が、最近観終わったどうする家康ととても近かったので理解がより深まった。こういう所で、何でも勉強が楽しくしてくれるんだなぁって思います。大事。
ある監督が、Twitterで、映画「GOEMON」の一つの台詞を呟いていて、それがずっと心に残ってました。というか、その当時は、その台詞のシーンまでを取り敢えず観てました。
そして今回、やっと全編を観ました。
カッコいい。
五右衛門が、子供の小平太に向かっていう台詞。
是非、堪能して欲しいです。
主に、五右衛門と、霧隠才蔵2人から紡がれる物語なんだけど、この2人の友情がとにかく良い。
個人的に超好きな関係性でした。
霧隠、大沢たかおさんが演じていらっしゃるんだけど、素晴らしいシーンがある。
僕は、震えました。
僕らは彼の真実を知っています。
しかし、才蔵のその魂の叫びを聞いた者達は、それをそのままに受け取ってしまったでしょう。
事実と真実は違う。
どの時代にも、この不条理さは存在したのだろうし、安土桃山なんて、織田信長の時代なのだからバンバン戦国時代で、現代みたいな、無期懲役とか死刑囚になって執行を待つみたいな、死までの猶予なんてなかっただろうから。。。。
あ、だから、
この僕が感じるこの不条理ささえにも、疑問すら持てず、持つ暇も与えてくれないのか。。。
誰かに自分の、生殺与奪の権を握られたら、おしまいなのか。。。
だから、こんな時代だからこそ、強くなければダメなんだ。
だからこその、あの五右衛門の台詞なんだ。
観てよかった、、、、、、😭
歴史を知っていれば、尚面白いと思うんだけど、
知らなくても、この作品は歴史に忠実だから勉強にもなります。
そして圧倒的エンターテイメント。
闘うシーン盛りだくさん。感動するシーン。
ドキドキするシーン。
え!?っとなる予想外の展開。
映画ならではの面白みに溢れてます。
映画館で観れたらなぁ。。。。
なんてね。
豊臣秀吉は、なんかやっぱり好かないな。
徳川家康がやっぱりいい。
彼のおかげだもの。今の平穏は。
優しい人が好き。
五右衛門も、結局は優しい。
優しい人の共通点は何だろうかと思った時に、パッと出てくるのは、苦労を知ってる人間。
優しくありたい。
だから今を頑張る。
是非観てみて下さい。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました!!!
みどりやいずK
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