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映画「彼女が好きなものは」を家で観ました。

「彼女が好きなものは」

監督:草野翔吾さん
主演:神尾楓珠くん
   山田杏奈さん


恋愛ものとはちょっと違うと思う。
自分は色々な葛藤が見えて、とても好みの作品でした!


この作品のミソとして、自分の好きな人が実はゲイであって、彼女自身BLが好きで、そこのジレンマがあるという中でのラブストーリー。

作中の中で彼女が言う、

私自身、同性愛に理解がある方だと思ってた。

この台詞には、多様性に理解を示す今の時代があるからこそ、重く感じる言葉でした。


一度、自分の姿を相手に曝け出して、それを踏まえた上で、改めて向き合って、互いに互いを尊重しながら相手に寄り添う関係性。
そこの丁寧さに、互いを思い合う愛情を感じれて、特に好きです。

目の前のことにちゃんと向き合うって、素敵。
向き合おうと思える心を持ってることも素敵だし、向き合わさせれるその心も素敵。

素敵な心を培っていきたいと思いました。



彼女の、体育館での言動。
そして、最後の駅のホームでの言動。
その一つ一つが、彼への愛情に溢れてたと思います。特に体育館のシーンでは、珍しく涙してしまいました。

これらの言動に至るまでの、彼女自身の苦悩がひしひしと伝わってきたからだと思います。


凄いなぁ。

相手を想うだけだったら、多くの人に経験があると思うんです。僕にも経験がありますし、想うだけだったら難しくもなんともない。
でも、行動までいける人って中々いないと思います。相当勇気がいると思います。

だからこそ、痛み分けの様な彼女の体育館での言動は、感動させられました。

色々と、思う事があったんだろうな。
その中で、彼に対して何が出来るんだろう、何をしてあげられるんだろう、何をするべきなんだろう、
その最善だったと、僕は思います。


どんだけ想いが強くても、
行動できなければ、しなければ、相手に伝わらなければ、ゼロですね。



行動あるのみ。
頑張ろう。



いやぁ、面白い作品でした。

最後まで読んで下さって、
ありがとうございました。

是非、観てみて下さい。



K






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