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Velo 第08回 テンプレートリテラルを使う

文字列とはシングルやダブルのクォーテーションで囲むことで定義されるストリング型の基本データです。
当たり前ですが一度定めると値を変えたり代入したりはできません。

ところが文字列をバッククォーテーションで囲むと Javascript の変数を取り込むことができます。
変数は ${変数名} として埋め込みます。丁度ワープロの差し込み機能みたいなものです。
以下のコードをご覧下さい。

// textBox0, textBox1, textBox2 に それぞれ 1, 2, 3という値を代入するコード
// バッククオーテーションで囲まれた文字列に${i}を埋め込むことで
// textBox0, textBox1, textBox2 を選択することができています

for (let i = 0; i < 3; i++){$w(`#textBox${i}`).text = String(i)}

バッククォーテーションで囲まれた文字列の値は、${ }で囲まれた式を評価し、式の値を文字列に変換し、${ }の外側の文字列リテラルと結合したものになります。
このような文字列をテンプレートリテラルと呼びます。

Wix のページエレメントは $w( ) エレメントセレクターの引数にエレメントIDを文字列として書き込むので、コーディングの工夫でこのテンプレートリテラルを利用することができます。

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