見出し画像

「自分のNETFLIX化」をするべき理由

著者・伊藤陽佑のプロフィールはこちらをご参照ください

はじめに、このブログは芸能に関わらない一般の方、フォロワーが1万人未満の方、逆に10万人をゆうに超える方には何の役にも立たない可能性がありますし、ガン無視した文章になります。申し訳ございません。

文字苦手な方はこちらの動画で解説してます↑

逆に1万人以上10万人程度のフォロワーを持つ方には、
トイレ界で言うとウォシュレットの登場くらいにはお役に立つ自信がありますので、もしご興味があれば読み進めてください。一般の方は「ほーそうなんだぁ」程度に温かい目で見ていただけたら幸いです。

特に私の周りの俳優やミュージシャンやタレントの皆に本気で伝えたいので、この文章を全力で書きます。有益だ、と思った方は全力で爆散シェアしてください。このサービスが、この記事が、新型コロナと闘うエンターテイナー達の一助になりますように。エンタメ以外の方々でも、上手にこのサービスを使う方が現れますように。

■はじめに

突然ですが今から1000%の自信を持って一つの断言をします。
これからは誰もが「NETFLIX」になる時代が必ず来ます。(理由は後述)
その時代に備えて私は動画販売プラットフォーム
「ACTOLI.TV(アクトリティーヴィー)」をローンチしました。

画像2

ACTOLI.TVは1万人-10万人程度のフォロワーを持っている日本在住者向けに「自分のNETFLIX化」を丁寧にお助けするサービスです。

例えば上記の目次のような悩みはありませんか?

ACTOLI.TVはそれら全てを解決します。というか、解決しなきゃ仕事も激減しているし爆死確定じゃないか?と思っています。
なぜか?それは何を隠そう、私自身が仕事に困っている俳優であり、クリエーターであるからです。


1、日本の俳優は俳優だけで食べてない


一部の例外を除き、俳優のみを仕事として暮らしていける人は今回のコロナ禍を受けて完全に滅亡したと予想しています。

例外は社員として雇われている場合や、日々の生活コストが無い・または、ほぼ無い人(経済的に自立してない人、扶養に入っている人、ヒモとか)などです。

オンラインイベント・CMなど広告・バラエティ等番組出演・音楽活動・連載・取材・ファンクラブ・自グッズ販売・YouTube他WEB動画出演など様々な仕事を両立してやっと暮らせます。古い言葉を使うならタレントというのでしょうか。

TVに少し出ている俳優、程度であれば絶対に芝居のみで生活費を稼げません。そこで彼らはアルバイトをします。しかしそのアルバイトが長く続くことはありません。モチベーションが低いからです。長く続けられたとしたら、それはもうとっくに本業であり、徐々にメンタルが崩壊していく道しかありません。

2、散々な目に遭った人たちへ贈る新しい収入のカタチ

画像3


NETFLIXは皆さまご存知の通りサブスク(月額制)の動画メディアですが、そんな馬鹿な、自分一人で出来るわけないじゃん、と思うのは大間違いです。例え簡単な自撮り映像だとしても定期的に新しい動画をYouTubeにUPしているなら、それはもう動画メディアであり、
有名YouTuberは既に「ひとりNETFLIX」に近い状態と言えます。

訴求力のある動画が、働いてくれる。
その動画が多ければ多いほど不労収入になる。

しかし、YouTubeはGoogleのプラットフォームであり、Googleは(雑に言うと)広告の会社です。YouTubeは広告モデルである、と言えます。

広告モデルには圧倒的な数字=視聴率が必要です。数字が無ければそれは「狭告」であり、大手企業は見向きもしません。TV放送ですら視聴率が低下し広告が離れていっており、

昨年2019年ついにインターネットの広告がTVの広告を上回りました。

(参考)https://www.advertimes.com/20200311/article310146/

なので先に申し上げた通り、ある程度フォロワーが居る方は無視します。なぜなら広告で戦えるからです。

私が提案したいのは、広告で戦えないけどある程度フォロワーの居る方の新しい収入の形です。

一方、1万人未満のフォロワーである場合は費用対効果が望めないため、無視してしまいます。まずは何とかしてフォロワーを獲得してください。

既にあるビジネスモデルに乗っかることは簡単だし安心です。しかし新型コロナウィルスが登場してしまった今、変わらない人間は生き残れないと考えています。ほんの少しでいいので頑張ってみてください。来年、再来年、10年先に笑いましょう。


Q1:YouTubeで再生数は多少あるのに、収益が伸びない

画像4

A:YouTubeとTwitterを宣伝と割り切って利用し、ACTOLI.TVで自分のチャンネルを作り、サブスク化しましょう。
まず過去の動画を全てACTOLI.TVに引っ越しし、レンタル販売を開始しましょう。
YouTubeやTwitterでファンを増やす、または既存のファンを捕まえて離さないことは大前提です。YouTubeには引き続き良質な動画などを載せて宣伝に特化させ、一定期間が経った後にACTOLI.TVに掲載しレンタル販売をしましょう。またはYouTube等にはショートバージョン、続きはこちらというようにACTOLI.TVへの導線を確保しましょう。アーカイブ動画が増えれば増えるほどチャンネルの価値は膨らみ、動画単体の売り上げや月額の売り上げが半永久的に見込めます。ただし、こまめな更新は必要です。が、YouTubeほどの更新頻度がなくともマネタイズできる方法です。

Q2:生放送やインスタライブはアーカイブが余ったまま


A:もったいない!動画は「はたらく資産」です。きっちり働いてもらいましょう。今すぐ全ての動画をACTOLI.TVにUPし、レンタル販売しましょう。Blu-rayやDVDになっていない、且つ、ファンは見たい。そんな動画があるはずです。余ってる動画を今すぐ再利用しましょう!(ちなみにはたらく細胞の推しは赤血球です)

Q3:TwitterやInstagramのフォロワーは居るのに、収益化が通信販売のみ

A:在庫を抱えないのがデジタルコンテンツの強みです。さらに大手BASEやSores.jpがダウンロード販売であるのに対し、ACTOLI.TVはダウンロード不可のストリーミング販売であるためデータをそのまま簡単に転送や転載はできません。会員アカウントを持った人にしかストリーミングできない仕組みなので違法転載への簡単な対策になっていると言えます。(ただしインターネットである以上、転載への完全な対策は不可能と考えています)


Q4:●●%貰える、と書いてあったのに後から謎の料金が色々かかり、結果手取りが無い


A:本当こればっかりで私もうんざりしています。企業はパッと見の価格を下げることで集客したい意図があるので、後から金額を足していきます。その戦略はよくわかります。でも必ず嫌な思いをします。例えば、料金を支払った顧客(あなたのファンら)がスマホアプリを使用している場合、iOSやAndroidらプラットフォーム側が手数料を20-30%とります。そして動画プラットフォームが10-50%程度とります。さらに日本は消費税が加算され、振込手数料は別途、決済手数料や挙句「1回につき+50円」といった謎の金額が載ってきます。
さて、残りは何%でしょうか?
他にも課金すればこんな恩恵が・・・などと別の付帯サービスを勧めてきます。気持ちはよくわかります。でも正直めんどくさいです。
ACTOLI.TVは全部込みで手数料を60%に。さらに登録者数に応じて最大40%に減額します。
(ただし個人の方は源泉所得税のみ別途)


Q5:LINELIVEや17live等の「投げ銭」生放送は利率が低く、ファンが多く払ってくれているのに自分への身入りが少ない。サービス独自のポイント制などになっていてわかりにくい。

画像5


A:手数料で言えば上記のように「スマホアプリ」であるが故の壁が存在しています。(iOSやAndroidへの手数料)さらに投げ銭は「毎回少額を支払う」という性格上、サービスによっては毎回決済手数料が発生することもあります。一方よくあるのが、顧客が先にポイントをまとめて購入し、その後に投げ銭するシステムです。この場合、ポイントを購入した際にプラットフォーム側が手数料を設けており、配信者の意図していないところで顧客(あなたのファンら)に負担がかかっています。何度も言うようですが、気持ちはわかります。しかし、ファンは単純に出来るだけ推しを応援したいのに、知らないうちに色々細かいお金が差し引かれているということです。ビジネスとしては正しいかもしれません。
・・・ただ、私はめちゃくちゃ気持ち悪いと思っています。

ACTOLI.TVはファンにも、配信者にも、嘘偽りなく、はっきりと割合を提示します。さらに決済手数料も弊社負担です。故に割合は一見、高く見えます。しかし後から追加される料金はゼロです。


Q6:「チケット制」生放送をしたくてTwitcastingを導入したが、配信時間の達成など面倒が多い

画像6

生配信界の最大手 https://twitcasting.tv/
A:2020年8月現在、個人や小規模の配信者がチケット制配信をする手立ては非常に少なく、その最大手がツイキャスです。しかし老舗で大規模で誰でも使えるサービスであるが故に、チケット制配信においては累計視聴時間などの条件を設けているようです。私は現状ツイキャスはやや面倒でもオススメだと思っています。画質を加味しなければスマホ一つでできることも多いですし、PCを使ってのプレミア配信は画質が良いです。

さらにもう一つの選択肢はZAIKOです。

画像7

新進気鋭の生配信プラットフォーム https://zaiko.io/
過去に何度かサーバートラブルなどで不安なことはありましたし、星野源さんのライブイベントでもトラブルは起きてしまったようです。が、私は1000人以上が同時視聴したイベントで使用し、概ね良好でした。
ACTOLI.TVではチケット制のライブ配信プラットフォーム
「ACTOLI.TV THE LIVE」も準備中です。しかし、ツイキャスのように誰でも使える訳ではなく、ZAIKOのように幾多のイベントを並行して配信したりするつもりはありません。私、伊藤自身がキュレーションしブッキングする、身の丈にあった小さなライブハウスを作るつもりです。すでにテストは数回行い、結果良好です。ご興味あればご一報ください。


Q7:そもそも法人ではなく事務所もないので自宅住所を晒せない

ダウンロード (1)

弊社、ACTOLI LLCがオフィスを構える みどり荘( http://midori.so/ )

A:住所を晒せない場合、自前の通信販売は困難です。インターネット上に特定商取引法に基づく表記にて住所を明記するのは必須だからです。決済などは弊社が担当するので、その点は全く心配ありません。ACTOLI.TVでチャンネルを設立する場合、自前のサイトを作るのと同じように、YouTubeのチャンネルよりもスムーズに、オリジナルのURLを作成可能です。(例 https://www.actoli.tv/sukinanamae といった感じです)必要なのはリアル住所ではなく、WEBアドレスの設定だけです。

(なお、SUZURIなどのECを少しアレンジしたサービスでは母体の会社が一括して表記していて住所を晒す必要はない事もある模様)

Q8:YouTubeは有名人も始めたし、競合が多すぎてキツい。


A:コンテンツが面白くて圧倒的な人気が出て毎日更新しているYouTuberたち、そして元々知名度が抜群のタレント達はバケモノです。(もちろん褒めてます)彼らと同じ土俵で戦う必要はありません。ずっと来ない「広告収入とバズり」とやらを待つのは止めて、今すぐ自分のサブスクチャンネルを作り、自分だけが更新すればいいのです。Vlogでもいい、自分らしいやり方で継続的に更新しましょう。
YouTubeの動画を無償で作り、無償または身銭を切って協力者にお願いしていませんか?お金の切れ目が縁の切れ目。動画投稿自体が趣味と一体化している人以外は更新が続かない領域だと考えています。無償では継続した協力は得られません。
広告モデルの勝者=バケモノ達と正面から戦う必要はありませんので、
今すぐ「自分のNETFLIX化」に踏み切りましょう。
YouTubeやTwitterなどは宣伝として割り切り、着実にファンを増やしてACTOLI.TVの自チャンネルに加入してもらいましょう。収益を上げ、まずは自分のモチベーションを上げましょう。

4、なぜ時代は「自分のNETFLIX化」なのか

画像9


ここまで読んでいる猛者の方々ならとっくにお気づきかと思いますが、何十万人というフォロワーを持つ人は「ほんの一握り」であり、目指しはするが、成れる確率も激烈に低く、儲けもないから大半の人は事業を継続できない筈です。

国内のYouTuberとしては有名ランキングサイトによると3280アカウント程度が登録者10万人を突破しています。50万人突破となると480アカウント程度となります。大手企業や大手アイドルアカウントなどを合わせてのデータですから本当に一握りです。

YouTubeは広告の会社ですから(雑)もちろん動画の内容に制限があり、近頃では子供向け動画については規制が厳しくなり、広告収入が激減したアカウントも少なくないとか。自前で子供向け動画コンテンツを作りたい方は必ずお力になれると思います。

YouTube登録者数が1万人で月収10万なんて話も聞きますが、そんな甘い話はないです。そもそも2020年現在のルールは登録者数よりも再生回数が重要です。つまりアクティブじゃない動画は何の収益にもならない可能性が高いです。広告単価が0.1円から0.5円だとしても収益化動画が毎日のように何十本もUPされている、かつ、週に1回ほどはバズった動画がないと達成不可です。

そして広告単価が0.5円というのはエンタメ系YouTuberの場合、非常に少ないです。視聴維持率が低い動画は広告単価も低いためです。
参考 https://bazinga.co.jp/service/blog/794/

一方、ACTOLI.TVで例えば月額2000円のサブスクチャンネルを作った場合、登録者が150人で12万円(個人の場合・源泉別途)です。

2020年8月現在・月額登録者が1000人達成で手数料50%となるため、月額を超お手頃な200円にした場合、月収10万の達成には全世界に200円を払ってくれる1000人のファンが居れば叶うことになります。月額2000円であれば月収100万、月額1000円であれば月収50万です。ちょっとリアルに見えてきませんか?

一方でこのレベルをYouTubeで再現するとなると、毎日の更新をほぼ必須とし、5万回再生の動画を30日連続で続けたとして150万回再生/月
広告単価が0.1円だとしたら月収15万です。
毎日1万回再生の動画をupの場合は30万回再生/月で0.1円だとしたら月収たったの3万です。

登録者数が10万人程度のYouTuberでも毎日5万回は中々難しい人が多いように見受けられます。
以上が毎日連続で1万から5万回再生される動画を休みなく30日制作した場合です。(あくまで単純計算であることをご承知あれ)

キツくないですか?

画像9


トップのYouTuberは大丈夫ですが、登録者10万人程度のミドルクラスYouTuberたちはいつか必ず、ぶっ倒れます。しかも若い方が大半なので、生活レベルを下げたくないために浪費が激しくなる心配もあります。おじさん(私)目線、若いからスタミナあるし何とかなってるのでは?心配だよ?・・・と思っています。

毎日ではなくちゃんと休みながら、
動画をいろいろな制作上の制限もなく作る生活。にしませんか?

月5-10本で、生放送1回とかでもいいでしょう。映画人なら毎月ショートムービーを作ってメイキングでも作ればいいかもしれません。有象無象のアンチや炎上に一切悩まされずに、目の前の150人のお得意様方に楽しんでいただけてそれが副業になるのなら十分幸せに思えるのは僕だけでしょうか?そして蓄積された動画が資産となり、時々単発でも売れていく。


冒頭に申し上げた、
「自分のNETFLIX化」が絶対に来るという理由がこれです。


ミドルクラスのスタミナが切れるのです。


もう色々キツいと思っている10万人以下のミドルクラスのフォロワーを持った人たちが一気にサブスク化します。というかサブスクにお引っ越しを始めるor並行してサブスクします。更新頻度を下げないと無理だからです。そしてさらに近未来、一人(?)で毎日数十本の動画を量産し自動的にUPする更新頻度の高いAI達に食われるからです。


さらに、YouTubeに参入していない・参入して間もないミドルクラスの人が数ヶ月の間収益化がまともにできない→収入がない→毎日の更新は無理→やめる というループに入ると思います。数年前芸能人が参入した時に止めた人々の原因はこれが大半だと考えています。
彼らには固定のファンが居る場合があるので、その場合は早々にACTOLI.TVを使うべきです。自分はYouTubeに向いていないと早く気づいた人の勝ちです。お願い、早くこれに気付いてくれ!気付かなきゃ危ないとすら思っています。

自分がスターではない、と気づけた賢い人は老舗のBARや老舗のパン屋さんのようになりましょう。彼らはお得意様と親密に助け合いながら長年活動してきたはずです。私たちも同じように一人一人、お得意様を増やしていけばいいんです。質の高い新作のパンを時々提供すればいいのです。きっとお得意様は嬉しく思います。


5、まとめ

人間は歳をとりいつかスタミナは切れ数を打てず、AIは進化を止めずに数を打ちます。

広告のビジネスモデルというのは数字が全てです。かつてTVの視聴率がなぜあんなに重要だったのか、今はYouTuber達が一番よくわかってるはずです。数字だけで勝負する者に未来はありません。日本のTV業界はその道を辿り、そしてその栄光を終えようとしています。

コンテンツは、どう考えても「質」です。
未来になっても色あせない「質」こそが価値であり人間にしかできない事です。

つまり、NETFLIX本体は未来に残るので株を買ってこうねという話でした(白目)
ぶっちゃけ日本ではAmazonプライムが圧勝していているのでAmazonプライム化とか言った方がよかったのかもと後悔はしています。実際私もNETFLIX苦手なのでアマプラばっかり見るし。

ヒーロー出身なので当たり前に仮面ライダーアマゾンズを推しまくって締めたいと思います。大人の仮面ライダーなので注意してね。

とても少数かもしれない対象者に超本気で伝えたblogでした。適宜修正します。


作成:2020/8/2

誤字修正、加筆:2020/8/13

動画追加:2020/8/26


文責・伊藤陽佑